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2021

四年生ブログ 鈴木直人〜鈴木直人という男〜



パン屋の御曹司であり農大のテクニシャン。

ブログもパンこねるみたいにコネコネしてた鈴木高太から紹介に預かりました。



色白マッシュヘアーで有名な鈴木直人です。卒業に関してはただいま全力で頑張っております。









大学1年のこの時期からこのブログで何書こうかなて考えてたら気付いたら自分の番になっていた。



毎年、シーズンが始まる時に言われる



「あっという間に終わるぞ」


当時はそんな実感など無かったけど

最終学年のラスト1年は本当にあっという間だった。



気付いたら引退ブログを書く時期。


何を書こうか。


ここ1ヶ月は本当にそればかり考えてた。


いろいろ考えてみたけど


「いや、俺バカだからいろいろ考えるほどそこまで文章上手くないじゃん。」てこと。


良かった気付けて。


いつもお前はバカなんだからと言い続けてくれた丸。ありがとう。



ここまで素晴らしい文章構成でブログを書いてくれた4年生。




最高のプレッシャーをありがとう。




達也。言霊なんて俺初めて聞いた言葉だよ。




みんな見たいな素晴らしい文章力では書けないし、結局何を伝えたいの?



そうなるかもしれないけれど




俺の想いを書かせてさせてもらいました。




これが俺の本音です。






生粋のサッカーバカですが





「鈴木直人熱いな。」





少しでもそんな気持ちになってもらえれば

何よりです。



では、スタート。













「悔しい」





それしか思い浮かばない4年間。


こんな形でブログを本当は書きたくなかった。


悔しいなんて言葉が出ないくらいやってやりたかった。



俺なら出来ると思っていた。



過信していたわけでも天狗になっていたわけもない。



ただ自信があった。




だからこそ悔しかった。





4年間を振り返ると悔しい想いしか思い浮かばないけどラスト1年は特に悔しかった。



この仲間と嬉しいという感情を何度も味わってきたけど



その気持ちも一瞬で消えるくらい悔しいという気持ちが勝る。



今までの悔しいなど遥かに超える悔しさ。



こんなにも悔しい日々が続くとは

想像もしていなかった。




開幕してすぐ、チームは勝てない状況が続いていた。


自分もベンチスタートがほとんどだった。


サッカーをやってる以上スタメンで出たいに決まってる。




前期 東京大学戦。


この試合は特に悔しかった。



ベンチの自分の名前が最後まで呼ばれることはなかった。



チームは引き分けの結果で終わった。




何してんだ俺。



FWとしては屈辱だった。



俺を出せよ。




使われないには理由がある。

そんなことわかっていても



なんでだよ。



その時はそんな感情しか無かった。



まさに自分のことしか考えられない

必要のない感情だとわかっていたけど


その瞬間だけは必要のない感情ばかりだった



ベンチで終わりの笛を聞いたとき負けてないはずなの悔しすぎてに涙が溢れそうだった。



誰とも話す気になれなかった。



帰りのバスで携帯を開くと母から

「元気に帰ってきなさい」とLINEが来てた。


普通のメッセージかもしれないけど

我慢してた涙が溢れ出た。



みんなにバレないようにバスでこっそり泣いたのはここだけの話。



泣いたところで何も解決しない。

そんなのわかってるけど




とにかく悔しかった




身近でずっと応援してくれている両親


画面越しで自分の出場を楽しみにしてくれていた両親の姿を思い浮かべると



悔しくてたまらない気持ちと


申し訳ない。そんな感情だった。







後期リーグが始まり農大は8連勝。


チームが1つになり始めた。

強い集団になり始めた。



でも素直に心の底から喜べない自分がいた。



みんなの前ではいつもみたく明るく振る舞おう。


俺らしくいようと必死だった。



いつもふざけて自分にとって



めちゃくちゃ辛かった。



解散後、悔しくて泣きながら家に帰ることばかりだった。



家の玄関に入るときも両親に悔しそうな姿を見せたくないと必死だった。



なぜなら弱い所を見せたくない性格だから。



「直人なんでベンチなの?」

「直人どーした?」

気にかけて掛けてくれる声も


「今日は温存だよ」

そうやってとにかく強がって答えた。



強がって答える姿なんてダサいのわかってたけど



俺なりに悔しいさを誤魔化してた。







心のどこかで勝って嬉しいという感情と

負けてしまえばいいという感情。





川島のブログを読んでまさに自分も同じ気持ちであった。



毎週悔しい気持ち一緒にしてきた。



負ければ自分にチャンスが来る。



チームは勝って欲しい。


けど負けないとメンバーは変わらない。



そんな葛藤と戦い続けていたのが本音。



どうでもいい葛藤なのはわかってた。



自分のことしか考えられない人が上手くいくわけないこともわかっていたくせに




負けてしまえなんて思ってるくせに

アップが始まれば誰よりも声を出し盛り上げた自分がいた。



ベンチでもとにかく明るくチームに振る舞った。



得点が決まれば馬鹿みたいに騒いだ。



おかしいな。



負けてしまえとか思ってるのに。



試合が始まって気づいた時には自然とそんな感情も無くなっていた。



なぜなら



悔しい想いをしている同期の気持ちを知っていたから。



大怪我から復帰した選手の姿がベンチにあったから。



苦しい期間を過ごした人がメンバーに戻ってきたから。



試合前日に直人頼むぞと言ってくれる

同期、後輩の存在があったから。



なおちゃんらしくいればいい。

辛い時は頼って欲しい。と言ってくれる

唯一弱音を吐かせてくれる友人の支えがあったから。



異国の地でサッカー選手として挑戦し続ける友人からの刺激。



自分のことのように一緒に悔しがってくれる

仲間。


サッカー以外で大忙しなのに弱音を一切吐かずに走り続ける同期の姿を見ていたから。



あげたらきりがないけど



なにより一番は



勝ちたい。



この仲間と昇格したい。




そんな気持ちが自分のどうでもいい感情を殺してくれた。




三浦監督が言っていた言葉で

「チームの為にやるやつに最終的にボールは転がってくる。」


全員に伝えた言葉だと思うけど、それを聞いた時、まさに自分に向けて言っているんだなと感じた。





チームの為に。




三浦監督が口酸っぱく言っていた。





最終節の亜細亜大学戦。


最後の最後に自分の目の前にボールがこぼれてきた。



チームの為にやる。



簡単そうで難しかったけど結果に現れた。




本当にたまたまかもしれない。



たまたまでもいい。



これだ。このことだ。



そう思えた瞬間だった。



ゴールを決めた時の歓声



仲間の笑顔



スタッフのガッツポーズ



仲間が自分のところに集まる光景



この瞬間がサッカーをやってて良かった。



FWをやってて良かった。




そう思える瞬間だった。




悔しいことばかりだったけどあの瞬間だけはそんな感情を忘れさせてくれた。












悔しい。





悔しい思い出を語りたかったわけではない。







ここには書ききれない程あったけど



この悔しさと逃げずに向き合い続けたことで



大きく成長できたということ。




強い鈴木直人になれたということ。










「悔しければやれ。」






とにかく自分に言い聞かせてやってきた。




ふてくされること



手を抜くこと



愚痴を吐くこと



逃げ出すこと



他に矢印を向けること



そんなのいくらだって出来る。



だからこそ



悔しい時こそやる



辛い時こそ




悔しい時こそ




やる





とにかくやり続ける





そんな選択をみんなにも選んで欲しい。














俺はこの4年間後悔など一切ない。








なぜならやり続けた自信があるから。






本気で自分とサッカーと向き合ってきたから





チャンスは必ず来る




一瞬かもしれない




いつくるかもわからない



だからこそ毎回の練習を全力で




熱く。とにかく熱く。馬鹿みたいに熱く。




一瞬のチャンスが来た時に掴みとれる準備をとにかくし続けること。




ギラつけ。




ギラつき続けろ。






これが俺から伝えたいこです。







最後に



三浦監督をはじめととするスタッフの皆様


4年間ありがとうございました。


1年の頃から多くの出場機会を与えていただいたのに期待に添えたプレーを出来ずに申し訳ない気持ちと悔しさでいっぱいです。


この悔しさは次のステージで必ずぶつけます。


鈴木直人を指導して良かった。


鈴木直人成長したな。



そう思ってもらえるよう頑張ります。







後輩のみんな


たくさんふざけてくれてありがと。


たくさん笑ってくれてありがとう。


たくさんイジらせてくれてありがとう。



俺が後輩に何を残せたか分からないけど





「直人くん熱い男やな」




そんな風に思ってもらえてたら何よりです。




そして



悔しいときこそやる。



そんな選択を選び続けてほしい



ここまで続けてきた大好きなサッカーを



とにかく愛し続けて



とにかく楽しめ。  





同期へ。


この代で良かった。


心の底からそう思う。


どこの大学にも負けないくらいの団結力と熱量と愛がある。


毎日が本当に刺激的で


1日があっという間だった。


本当にありがとう。


そして


心の底から大好きです。





マネージャーのみんなへ


マネージャー俺にとって神様そんな存在でした。


どんなに暑くても寒くても


試合会場が遠くても


いつも全力のサポートをありがとう。


かっこいい写真をありがとう。


皆んなのサポートが本当に力になりました。



そうへいのこと近藤さんて言うひかりちゃん。


お寿司買ってるのイジられて恥ずかしそうにしてたかりんちゃん。


誰よりもサッカー部想いのかんなちゃん。


マネージャーブログが一番熱いあやきちゃん。


俺のこと大好きなさきちゃん。


なにより



最後の最後まで支えてくれたのぞみ。


辛い想いばかりさせたけど最後まで支えてくれてありがとう。


最高のマネージャーだったよ。




両親へ


どんなに遠くても試合に足を運んでくれてありがとう。


お母さん。

俺の負けず嫌いな性格は完全にお母さん似ました。

試合に負けた時、出場がない時は俺より悔しがってくれた。

だからこそやってやる。

そんな気持ちにさせてくれた。

そんなお母さんの子供で俺は幸せです。


お父さん。

どちらかと言うと穏やかな性格だけど

試合から帰ったときに

あのプレー良かったな。

あれ惜しかったな。

その一言が俺の自信になってました。

自分の子供だから褒めてくれていたのかもしれないけど俺はそれでも幸せでした。

ありがとう。








本当に最後です。






俺の夢はサッカー選手になること。



なぜサッカー選手になりたいか?



俺からしたらなぜ呼吸するんですか?



そんくらいの質問。




サッカーが鈴木直人を作り上げたから。



そんだけの話。




そして







自分のゴールで多くの人の心を動かしたい。




自分のゴールでスタジアムが湧かせたい




誰かの頑張るきっかけになりたい





俺の身内には事故で車椅子生活の人がいる



その方もスポーツで上を目指していた




一瞬にして奪われた夢を




動けるこの体がある自分が




その人の分まで頑張りたい




走り続けたい




それが使命だと思っています。





俺は多くの方に支えられている。




応援されている。




改めてそう感じた。




だからこそ




その人達の期待に応えてたい。



いや




応えてみせます。








これからの鈴木直人を楽しみにしていてください。







次回のブログは農大の筋肉マン。

そして、小宮じゃない方。中野英寿。

4年間とにかく一緒にふざけてきた彼が

何を書いてくれるのか楽しみです。

「唐揚げ定食〜唐揚げ抜きで〜」


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