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2017

〖部員ブログ〗4年 沼池祐斉 〜目標を持つこと〜

4年 沼池祐斉 〜目標を持つこと〜

↑黄色の73番のユニホームを着ている人が沼池祐斉選手です✨


みなさん、こんにちは。


実は「女と筋肉」よりも豊川を愛している、栃木出身のジェニファーこと中島拓真選手からバトンを受け継ぎました。国際バイオビジネス学科4年 沼池祐斉が本日のブログを担当させていただきます。

今までの想いを自分なりに、熱く、真剣に言葉にさせていただきました。変な表現や言葉使いがあるかもしれませんが、最後まで温かく見守ってくださるとありがたいです。




【目標を持つこと】


農大サッカー部としてのはじまりは、Cチームからだった。技術もポテンシャルもない自分からしたら、当然の立ち位置だったと今振り返っても思う。


そんな僕が最初に置かれたCチームの練習場所はグラウンドではなく、その周りの陸上トラック。練習の半分以上を陸上トラックで走り終え、最後に少しボールを蹴る。グラウンドでボールを使えてもゴール裏の狭い場所。そんな練習が数ヶ月続き、「とにかく早くST(セカンドチームの略)に上がりたい。」という目標が自分の中で無意識にできていた。あの時は練習も試合も、とにかく自分をアピールすることに必死だった。


そんな姿が認められたのか、4月頃にはSTへ。


STで練習する日々を重ねていくと、次は自然と「Iリーグでスタメン出場」が目標に。

自分の中で目標を持ち、その目標を達成したら新たな目標を設定していく。少しずつでも目標が高くなっていくのは、もの凄く楽しかった。



2〜3年目、Iリーグでスタメンはほぼ定着していたのにも関わらず、それ以上に高い目標を設定することができなかった。「TOPチームに上がってスタメンで試合に出場。もしくはメンバー登録をされる。」という目標が立てられなかった。


なぜ、目標が立てられなかったのか?


それは自分に甘く、サッカーに対しても全力で向き合えていなかったからだと思う。そんな姿勢だからTOPチームでやっていける自信も実力もつくはずがない。

そして何よりもSTの居心地が良かった。STに居れば90分通して試合に出場でき、なおかつIリーグという準公式戦もある。大学サッカーはこのまま居心地の良い場所で楽しく終わっていけばいいやと思うようになっていた。


でも、どこか1年目に味わったような楽しさはそこには無い。自分でも毎日をこなして過ごしていると薄々感じていた。けれど、変えられなかった。そこには弱い自分がいたんだと思う。



そして大学サッカー最後の4年目を迎えようとしていた時に新体制となり、三浦監督とファンコーチに出会った。新体制になっても去年みたいにBチームで楽しくやれていれば、それでいいと思っていた。

でも、そんな想いはすぐになくなる。今年のチームは体育会サッカー部としての考え方や取り組み方が去年とは全然違う。サッカー以外の部分でも去年とは全然違う。

本気でみんなが「関東1部昇格」を意識し始め、練習もかなりキツい。

でもキツくても、今年が一番楽しい。


「ちゃんと真剣にサッカーと向き合えているなぁ〜」って大学4年目で初めて思えた。


そんな中いきなりやってきたTOPチーム定着へのチャンス。このままいけば関東リーグのメンバー登録がある。毎日必死に練習にもTOPチームのみんなにも喰らいついた。


そして前期関東リーグの選手として登録され、4年目にして関東リーグに出場できるかもしれない。他にも色んな想いが重なり、興奮というか緊張というか、とにかく嬉しかったのを今でも覚えている。まるで1年生の頃のような感じがした。

いや、1年生の頃よりももっと毎日が楽しかった。そして今年の目標は必然的に「関東リーグ出場。」去年までの自分からしたら高すぎた目標。でも、TOPチームで過ごす日々が自信になり、この目標を掲げられたんだと思う。


やっと本気でサッカーに向き合いはじめた時に、今までのツケが回ってきたのか「サッカーはそんなに甘くない」と思い知らされた。



今年の2月中旬ごろに腰を怪我してしまい、完全復帰したのは8月下旬。約半年間まともにサッカーができなかった。周りの選手との差は一目瞭然。TOPチームに復帰できたのも、つい数ヶ月前。運動量も技術もみんなに敵わない。もともと上手くもない選手がこれだけ休んだのだから当然の結果だ。正直、こんな状態で「関東リーグ出場」という目標を達成するのは難しい。TOPチームにいるだけでもやっと。


でも、、、




「とにかく今を頑張るしかない。絶対に目標から逃げない。」


引退まで残された数十日間を目標達成の為に挑戦して行くことに意味がある。苦しんで、悩んで、もがいて、下手くそでも、ダサくても最後まで闘うことに意味がある。去年のような弱い自分を変えたいから。

うまくいかない日だってある。そんな時こそ楽しんで。嘘でもいいから「今日も楽しかった」と言い聞かせる。


小さな目標を達成し、それを積み重ねて新しい景色を見るために。



最後に、、、


偉そうなことは言えないけれど、後輩達にも目標を持ってサッカーをやって欲しい。他の人からみたら小さな目標かもしれない。逆に大きすぎる目標かもしれない。

でも、それでいい。他人のことなんて気にしなくていい。やるのは自分だから。周りに流されず自分のために頑張って欲しい。


とくにSTのみんなには。


3年間STにいた僕にはみんなの気持ちが痛いほど分かる。目標なんて決めたって諦めたくもなるし、妥協したくなるのも分かる。たまに練習で手を抜きたくなるのも分かる。バイトを優先したい気持ちも分かる。

でも、この時間は戻ってこない。

サッカーに真剣に向き合った分だけ、サッカーは自分達に何か大切なことを教えてくれる。

少なくとも僕はこの1年間でサッカーから大事なことたくさん教えてもらった。だから、サッカーと自分に嘘をつかず全力で向き合ってもらいたい。


とにかく自分の中で目標持ち、チャレンジしていく事が成長へと繋がる。だからみんなにも「関東1部昇格」というチームの目標と「個人目標」を持って残こされた期間を歩んでもらいたい。


卒業していく時に農大サッカー部として誇りが持てるように。




まだまだ書きたいことは山ほどありますが長くなるので、この辺で終わりにさせていただきます。このブログを読んで少しでも何かを感じとってもらえれば、僕のブログは大成功です!


バカ真面目に面白い所もなく、長く綴りましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました!




明日のブログは、波多江マネージャーの番になります。初登場のマネージャー。ひと味違った女性目線なブログになるかも。

果たしてどんなブログになるのかお楽しみに〜!

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