まず初めに、新型コロナウイルス感染症が流行している中、感染拡大防止にご尽力頂いている医療従事者の皆様、試合開催にご尽力されている関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
いつも農友会サッカー部を応援していただき、誠にありがとうございます。
背は低いけど足が速い藤井拓海選手からご紹介頂きました。
生産環境工学科4年 細渕海が今回のブログを担当させていただきます。
インスタでよく犬を載せているので良かったらそちらも見てください。
綺麗事を並べるのはあまり好きではないので僕の本当の思いを正直に綴りました。
長く拙い文章ですが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
それでは、スタート!
〜本当の思い〜
僕の中で長く辛く苦しい4年間の旅が終わった。
昔から旅の通過点や終着点ばかりを先に考えてしまう僕。
先のことなんてどんなに考えても分からない。
それでも、いつも先のことばかり考えていた。
思い描いた理想の自分に近づくため、現実の自分よりも少し背伸びをして、少し高い景色を見ようとしていた。
天を見上げ、どこまでも遠く高い世界を見ようとしていた。
現実の僕の足は、地を踏むことしかできないのに。
そうやっていつも先のことばかり考えていた僕は、東京農業大学を選んだのもある企業に入社してやりたいことがあり、そこを目指すために進学を決めた。
そう。
僕はサッカーではなく、ある旅の終着点に辿り着くための通過点として、東京農業大学を選んだ。
正直、大学で体育会サッカー部に入るかどうか本気で悩んでいた。
高校サッカーでやり切った想いが強かったため、あと四年間もサッカーを続けられるかすごい不安だった。
今思えば、僕が今日までサッカーを続けてきたのも偶然の連続だったかもしれない。
友達が行くからという理由で入ったグランデFC
地元の高校に入るため塾に通い、高校入試の勉強をしている際に、当時の監督から言われた一言で進学を決めた桐生第一高校
高校サッカーに明け暮れていた僕に、新しい夢を与えてくれた企業へ入るために進学を決めた東京農業大学。
僕のサッカー人生はこんな感じだった。
ではなぜ大学で体育会サッカー部に入ったのか?
三浦前監督がしつこいほどに問いかけてきたこの質問。
僕の中での答えは明白だった。
それは、厳しい環境に身を置くことで人間として少しでも成長し、社会に出る前の準備をすること。
綺麗事っぽいが本当。
こんな考えの僕は、
自分がいま、トップチームにいるのか。
セカンドチームにいるのか。
試合に出ているのか。
試合に出ていないのか。
そんなことはあまり大事ではなかった。
正直、自分が試合に出ていなくても、チームさえ勝っていれば他はどうでも良かった。
これが僕の本当の思い。
一年の後半からトップチームに上がり、試合にも何度も出させて頂いたが、その時も今と変わらず、自分なんかどうでも良く、チームさえ良ければそれで良かった。
それでも、練習や試合で手を抜くことだけは無かった。
本気だったからこそ、この四年間は本当に苦しかった。
毎週ある上げの走り。
全面3対3バックパス禁止。
3時45分に起きる朝練。
早朝に応援してから夜の試合。
復帰する時に走る復帰走。
ここには書ききれないけど、
どれも本当に苦しかったし辛かった。
何度も逃げ出したいと思った。
楽しかったこともあるけど、圧倒的に苦しいことの方が多かった。
数えきれないほど何度も辞めたいとおもった。
というか、
もう辞めよう。
と思った。
そんな時、いつも支えてくれたのは同期だった。
本人は覚えてないだろうけど、もうちょっと頑張ろうって言ってくれる奴がいたり、
みんなに支えられていた。
みんなといる時は本当に楽しかった。
すんごい下らないのにみんなといたら笑えるし、
練習後にグランドで座ってダラダラするのも楽しかったし、
走りで競争するのも楽しかったし、
ぶっ豚部最高だったし、
いつも同じ話しかしないやついるし、
いつも歌ってるやついるし、
みんながいたからここまでこれたなぁって思う。
この四年間が僕に与えてくれた一番の大きな贈り物。
それは、
仲間。
僕にはもったいないくらい最高の贈り物。
みんなに出会えて本当によかった。
今こうして振り返ってみると、サッカー自体をつまらないと思ったことはなかったな。
あれ?
りゅうき、けんた、おら意外とサッカー好きかも。
サッカーに出会えて良かった。
大学サッカーと共にサッカー人生が終わり、
今やっと、高校時代に思い描いた旅の出発地点に立った。
あとは、突き進むのみ。
東京農業大学に来た“意味“
体育会サッカー部に入った“意味“
この四年間が“意味“あるものだったと胸を張れるかどうかは、これからの僕の"旅"次第。
これから始まるサッカーよりも長い旅。
楽しみでしかない。
今まで僕のサッカーに携わってくださった皆様、
またサッカーやりましょう!
後輩へ
体に気をつけてサッカー楽しんで。
マネージャーへ
今までありがとう。
これからも選手を支えてあげて下さい。
みんなの力はみんなが思っている以上に大きいよ。
同期へ
またサッカーやろう。
他のことは、これからまだまだ会うからその時にしよっと。
両親へ
これからまだまだお世話になりたいです。
これからもよろしく。
明日のブログは、マネージャーのボス。いや、姉貴。
増田かんな姉貴です。
かましてやってください姉貴。