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2022

四年生ブログ 増田莞奈~完遂~

まず初めに、新型コロナウイルス感染症拡大防止にご尽力頂いている医療従事者の方々、試合開催のためにご尽力頂いている方々に深く感謝申し上げます。

 

そして日頃より農友会サッカー部を応援してくださっている皆様ありがとうございます。 

 

 

 

 

 

細渕選手から紹介いただきました。

マネージャーラストになります、箸休めの増田です?

まじでボスじゃないです。ボスは彩希。

 

 

 

 

ついこの間、望妙さんのブログ読んで感動したと思っていたのに

気づけばあっという間に自分が書く番になっていました。

 

 

 

物凄く恐れ多いですが、人生最初で最後のブログだと思うので

僭越ですが是非最後まで一読して貰えたら嬉しいです。

 

 

 

私の "これまでの人生のお話から始めようと思います。

少々お付き合い願います。

 

 

 

 

 

 

 

~完遂~

 

 

 

 

 

 

 

恥ずかしい話、私は高校に入学するまでぶっちゃけ優等生だと思っていた。

まあ世の中の学生の平均よりは上だなぁみたいな笑

というのも、幼稚園の頃から父にお前は天才だ!と言われ

期待され育ってきたのがデカい。笑

 

 

 

幼稚園では、物覚えが良いせいか

お遊戯会で白雪姫の主役をやって、一躍有名人になったり。

 

 

小学生の時には、なんとなく自分が賢い事に気づいて

ろくに勉強もせずに、小6の最後半年だけ塾行っただけで

国立大の中学受験も合格しちゃって。

 

 

おまけに運動だってだいぶ出来た笑

運動会の選抜リレーは小中ほとんど毎年メンバー入りしたし

 

字も上手かったし絵も才能あったはず笑

書き初め大会(懐かしい笑)は毎年余裕で県の特賞とか死ぬ程受賞した。

 

 

 

てなわけで。

中学卒業までは、なんでも器用にこなせる

文武両道で多才な人間だと思い込んでいた。

でも、それは単なる “過信” に過ぎなかった。

 

 

 

自称進学校、藤枝東高校にだって

担任からSクラス候補と言われる成績で晴々入学して

人生勝ち組じゃん?くらい 正直思っていた。笑

 

 

 

なぜなら、

差程の努力をしなくても、上層で生きてこれたから。

 

 

 

でもそんな矢先、高校最初の春課題テストで

私は人生初の「挫折」を経験することとなる。

なんと、余裕ぶっこいてたゆえの

280名中250位以下という順位だった。

人生なんだかんだ上手くいってた私には

「挫折」という免疫が無かったため、この事実を受け入れられなかった。

帰り道は1人で号泣してたな。

これが、上には上がいる” ことを突きつけられた瞬間だった。

 

 

 

その日から、悪くも私の価値観が変わってしまった。

放課後は部活に明け暮れる日々。

オフは遊びまくって、勉強することから離れていた。

というより、自分の現実から目を背けて逃げていた。

 

その後も成績はずーーっと低迷。

部活だって上には部長がいるしなーんて言い訳してまともに取り組まず。

気づけば全てにおいて「平凡以下」のレベルの「自分」に慣れてしまっていた。

 

 

そんなこんなで、適当に受けた国立大学は不合格。

別に滑り止めあるしいいやくらいの感覚で、もうダメージすらも無かった。

行きたくもなかった農大で、「平凡」な人間の「平凡」な大学生活が始まった。

 

 

 

 

ここからは部活の話になる。

入学式、たまたま席が隣だった後藤花梨と仲良くなった。

どこのサークルに入るか尋ねた時に初めて

「サッカー部のマネージャー」の存在を知った。

でも興味も湧かず、花梨が入るなら私も見学行ってみよう程度だった。

 

 

 

彩希と花梨のブログを読んで改めて思ったけど、

2人は入部したきっかけすらカッコイイ。

 

サッカーが好きだったり

先輩に刺激を貰ったり

憧れの目標があったりだとか

 

その頃の私には到底有り得なかった。

 

 

強いて言うなら、見学の日の帰り

竜輝とシンが話しかけてくれたからかな。

竜輝は高1から学年の三銃士くらいサッカーが上手って有名で推してたから

当時の私はちょろかった(笑)

電車乗るまでは入部しないとか言ってたくせにちょろすぎて笑える。

花梨は隣で大爆笑してたなWWW

まあこれも今となっては酒のつまみ話である。

 

 

 

 

 

こうして

サッカーの経験ゼロ・知識ゼロ・明るさだけが取り柄の

私のマネージャー人生が始まった。

 

 

大学1年生はとにかく部活がめちゃくちゃ楽しかった。

先輩が指示してくれるから従うだけで考え事も少なく

ただ純粋にみんなに会いに行ってたって感じ。

2年生までそんな感じだった。

 

 

でも3年生から違った。

 

 

自分達3人で決める事が沢山増えた。

 

今まで、人から頼まれてやっていた事を

自ら気づいて動かなければならなくなった。

 

やった方が選手の為になる仕事も

自分で新たに見つけなければいけなくなった。

 

 

 

その頃からだろうか、部活が楽しくなくなっていた。

なんなら精神的に負担にもなっていた。

 

 

常に仕事に対して劣等感を感じていた。

 

 

何度も聞いても覚えられない。

周りと比べて感じる 自分の無力さに情けなく思っていた。

 

私が居たって別に変わらない。

チームのことなんてろくに助けられてない。

 

 

3年生になってからは、

彩希とか花梨のようなマネージャーが3人いれば

どれだけ優秀で、円滑に仕事が回って

どれだけ選手達も助かるだろうかと永遠に考えていた。

 

 

選手が日曜の夜まで楽しい事を我慢して

毎日練習を頑張ってる反面、

私は次の日が朝練だろうと構わずほぼ毎日オールで遊び呆けてた。

 

 

己の弱さでどんどん落ちこぼれていく自分が嫌いで

そんな自分に気づいてるくせに気づかないフリをしている自分が

もっと嫌いだった。

 

 

4年間続けられることが才能かー。って望妙さんのブログの言葉をなんとなく思い出しては、結局仕事が出来なくて使い物にならないマネージャーなんて用無しだし要らないじゃんとも思った。

だからこそ、1人で全てを背負い最後までマネージャーを全うした望妙さんが本当にかっこよかった。

 

 

歴代ほとんどの先輩マネージャーのブログには

辞めたいと思ったことは1度もなかったと書いてあったけれど

私はお世辞でもそんな事言えない。

 

何度も辞めたいと思った。

 

今にでもこの組織から逃げたい感情が

何度も脳裏をよぎった。

 

 

 

 

 

もう、辞めようかな。

 

 

 

 

 

しかしある日、ふと思った一言がきっかけで

部活への在り方が変わった。

 

 

 

 

 

「辞めたいのになぜ辞めない?」

 

 

 

 

 

今までサッカー部を後にした選手やマネージャーだって数多く見てきたはず。

 

 

仲良い友達に部活の愚痴を吐くと

「大変そう辞めちゃえば?」

って言われたし

 

両親だって、忙しさを理由に口論になる度に

「そんな必死に雑用係やって4年間で何が得られるの?」

とも言われ

 

おまけに部員からも

「よくマネージャーやるよね。

俺だったら選手のサポートとか絶対やらないわ。

凄いよほんと」って。

 

 

うん、確かにすごいかも。

 

 

 

 

 

毎日バイトしたり、友達と旅行したりしてる子がほとんどの中で

 

いったい私は何に縛られて

辞めずに続けてるのか。

 

辞めようと思えば自分の意志で逃げれるのに。

 

目には見えない何かに無意識に縛られているのだと。

 

 

 

 

 

その時に脳裏に浮かんだのが

 

 

選手達が私に向けてくれる 笑顔 と 感謝の言葉 だった。

 

 

 

自分から気付いて選手の為にした行動に

「ありがとう」とか「助かる!」と言われるとすごく嬉しかった。

 

 

マネージャーとしての存在を認めて貰えた気がした。

 

誰か人の為になれてるんだという自信にも繋がった。

 

 

そんな日々隣で支えてきた選手が

やっと試合に出れたり

勝って大喜びしたりして

笑った顔を見ると、

カメラ越しにでも涙が溢れそうになった。

 

 

「あぁこれだ この感情だ。」

 

 

 

 

 

 

 

今までの人生、沢山の事から逃げてきた。

 

なるべくラクな道を選んできた私。

 

 

もうそんな中途半端な自分を変えたかった。

昔の私から変わりたかった。

 

 

4年間やり遂げたら

何か少しでも変われる気がした。

 

というか、変われると信じたかった。

 

 

やり遂げたという結果が

微塵でも自分の自信に繋がって欲しくて。

 

 

 

最後までがむしゃらに突っ走った。

 

 

 

 

 

みんなに「ありがとう」って言われる度に

 

「マネージャーなんだから当たり前だよ!」

 

なーんて偉そうに見栄張ってたけど。

 

自分に自信がなかった私が

内心みんなのその言葉にどれだけ救われてたか。

 

 

こっちが「ありがとう」だよ。

 

 

 

私をマネージャーとして居させてくれて

「ありがとう」。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは個人へメッセージを送ろうと思います。

私のブログダラダラ長いね、、すみません。

(ちなみに5600字くらいある笑)

 

 

 

まずは

 

スタッフの方々

4年間大変お世話になりました。

三浦さん、児玉さんをはじめとした皆さんには沢山の事を学ばせて頂きました。

部車で話す些細な時間も実はいつも楽しみにしていました。なるほどと頷く事ばかりで、さすが大学生と大人の違いだなといつも感じさせて貰っていました。

社会人になる前に、大きな組織に身を置き人の為に動く経験が出来た上に、こんなにも温かい熱いスタッフの方々と携わり、共に貴重な青春の想い出を作れて光栄でした。

本当にありがとうございました。

 

 

 


 

次に同期へ

 

まず翔太へ

もっと翔太の事知りたかったな〜、、

ブログ1番泣きました。翔太は誰よりも強くなれたね。

 

塩盛へ

第一印象は飛んだ勘違いで、誰よりも優しかった。

復帰した時はほんっとーーに嬉しかった。

 

瀬戸へ

瀬戸のクールで省エネな感じなのに点決めちゃうあたり

最後までカッコよかった

 

椋太へ

椋太がベンチ入る日はいつにも増して安心したし楽しかった。

最終節はいい意味で一生忘れんッ

 

理人へ

理人はいつでもマネージャーに優しくしてくれた。

マネの紹介文読んで、よく見てくれてるなあって嬉しかった^-^

 

千葉へ

千葉ちゃんのキーパーは本当に安心したなあ、紛れもなく守護神。

農大のゴール守り続けてくれてありがとう!

 

歩夢へ

なんでも出来て、大学ライフも謳歌してる歩夢が眩しかった。

でも陰には努力があったんだね。凄いよ、歩夢。

 

疋田へ

いつも周りを笑わせてくれてありがとう。

疋田が居たから同期はどんな時も明るく居れたよ。

 

琢夢へ

最終節、ずーっと琢夢の出場待ってた。出た時嬉しすぎたなあ。

もうこれで思い残す事無いや!笑

 

拓海へ

いつも同期を盛り上げてくれてありがとう。

練習でも試合でもいつも1番拓海の声が響いてました。

 

海へ

一見のんびりそうなのに、根は真面目でストイックなの尊敬してた。

ボトルに混ぜてた愛気付いて貰えたみたいで良かった^^

 

竜輝へ

同じ高校だからって、マネージャーの事気にかけてくれてありがとう。

竜輝なりの優しさ、心強かったよ。

 

克弥へ

本当に克弥は試合に必要不可欠な存在だった。

克弥いなきゃ勝てないよくらい思ってた。戦ってくれてありがとう。

 

田谷へ

昨年の4年生のDF陣に負けんくらい貫禄あるDFに成長したね。

頼もしかった。ブラ会田谷ゴチで待ってます^^

 

しんへ

しんは本当に話しやすかった。

農大のゲームを先陣切って引っ張ってくれてありがとう!


ゴンへ

ゴンは最初から最後まで強かった。

同期の活躍をいつも喜んでたゴンカッコよかったよ。

私の事も支えてくれて心からありがとう。

 

詩音へ

1番仲良かったかな、詩音は!

キャプテン本当にお疲れ様。

遠く行っちゃう前にいっぱい遊んでね!

 

 

私達の代は歴代より大人しいとか真面目とか言われてたけど

だからこそ、全員が全員本当に誰とでも仲良かったし

最後まで誰も抜けずにやって来れたんだと思う!

ちゃんと17人全員のかっこいい姿、この目で見させて貰いました!

大学4年間お疲れ様!

 

 

 

 

 

マネージャーへ

 

あおいちゃんへ

本当に周りをよく見て気を配れる子だね。

ひかりから教わることどんどん吸収して4年後ビックになってね!

 

りこちゃんへ

意外とミーハーでお喋りなりこちゃん、話すの楽しかったよ

4年間やりきってほしいな!頑張れ!

 

まなちゃんへ

話してて1番素で居られたまなちゃん。

感じる事考える事沢山あるだろうけど、まなちゃんの事応援してるからね!

 

ゆうちゃんへ

心優しいゆうちゃん。いつも私を先輩として立ててくれたね。

いっぱい救われました、ありがとう。

溜め込まずに、楽しむ事を忘れずにね!

 

あいさくへ

何もかも褒めちぎってくれて、葵作と居ると自己肯定感爆上がりだわ!笑

支えられる事ばかりだったね、ありがとう。

葵作なら4年間出来るよ、頑張れ!


はるかちゃんへ

はるかちゃんは1番仲良くしてくれた後輩!

かんなさーんって言ってくれるのが本当に嬉しかった!

大好き♡頑張れ!

 

ひかりへ

いつでもサッカーと農大サッカー部が大好きなんだなって伝わってくるひかり。

4人体制だった時のマネミでひかりが私に言ってくれた言葉は一生忘れない。

ひかりは忘れちゃったかもしれないけれど、当時の私の心には凄く刺さって、ひかりの為にも最後まで頑張らなきゃなって思えました。ありがとう。

ひかりの持ち前の底無しの明るさと、後輩を分け隔てなくちゃんと公平に見れて、溢れる企画力・発見力・行動力があるひかりならぜーったい大丈夫!

3年だって同期だってきっと支えてくれるから、ひとりじゃないからね。

私も最後まで見守ってるよ。

 

 

 

 

 

そして

 

彩希へ

彩希にはマネージャー業において勝てるものがひとつも無かった。

モノの考え方も言動も全てが大人で、未熟な私には何回呆れたか計り知れないと思う。笑

けど最後まで見捨てず、同期として大切に想ってくれてありがとう。

私の良い所を沢山見つけてくれて、話して教えてくれたお陰で、自分で気づけたことも沢山ありました。

ツンツンに見えて、彩希は温かった。

4年間ありがとう!

 

花梨へ

大学生活、貴方と過ごした時間が断トツで1番長かったでしょう。

学科も部活も同じだった花梨には勝手に敵対心を持ってた。

でも花梨をどんどん知るうちに、私には思いつかない工夫を沢山していて、知恵もあって、何枚もうわ手だなって感じる事が多くあった。

私の東京でのママって感じ。

4年間ありがとう!

残りの研究室ライフもよろしくね!

 

 

みんな違ってみんないい。

でもちゃんと サンコイチ!って感じだったね。

2人の愛は何よりも深かった。

ありがとう!

 

 

 

 

 

最後に後輩部員へ

いつも「かんなさーん!」って来てくれる後輩達が

本当にみんな愛おしかった。

いつも部活を楽しませてくれてありがとう!

これからはレベルの高い厳しい舞台になるけど

みんなの活躍を期待しています!

SNSでチェックして応援してるよ!


PS.里玖、陸月、来音

3人は本当に可愛い可愛い後輩部員だった!

それと同時にたまに不安や悩みを聞いてくれる気持ちが嬉しかった。

来年バシバシ活躍すること期待してるからねー!

 

 

 

 

 

 

 

みんなのお陰で失いかけてた価値を見い出せた4年間。

 

ひとつの出来事が幕を下ろす瞬間って

こんなにも幸せなんだなって改めて思えました。

 

 

沢山笑って たまに泣いて 沢山もがいて

私なりに精一杯頑張ったマネージャー人生。

 

 

1人では絶対に乗り越えられなかった。

 

 

本当にみんな心から 「ありがとう」。

 

 

 

 

 

さあ、明日のブログは

お馴染みのサッカー名門 藤枝東高校のスーパースターこと

山本竜輝選手です。

俺こういうの苦手とか言いながら、文章上手いんだろうなー。

乞うご期待!

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