二郎のマシマシを掃除機のごとく10分もかからず食べ終わる男
菊島誠人から紹介に預かりました。
農大で一番筋肉に取り憑かれた男
(好きなボディービルダーはジェイカトラー)
近藤想平です。
宜しくお願いします。
〜自分〜
「自分が何者であろうと誇りを持って生きるべきだ。」
一番尊敬している元NBA選手デニスロッドマンの言葉だ。
この言葉が身に染みる4年間だった思う。
あなたは自分に自信を持つことが出来ていますか?
私の答えはYESだ。
今の私はそう答えることが出来る。
しかし大学1年生のわたしは自信なんてものは皆無の臆病者だった。
2018年4月農友会サッカー部に入部した。
しかしすぐに辞めたいと思っている自分がいた。
周りとのレベル差がありすぎたのだ。
ボール回しからついていくことができない。
1人だけボールを止める、蹴るが出来ない。
ポゼッションでもボールを取られることが怖くてボールを受けに行かない。
もらってもすぐに取られる。
試合になれば、縮こまり、ボールが来ないことを祈っていた。
レベルの差がありすぎて悔しいなんて気持ちはなかった。
早く逃げたいと思っていた。
高校生まではチームの中心として試合に出ることができていた。
自分は強いと思っていた。
しかし現実は自分より上手い人、強い人の前に立つと逃げるだけの臆病な人間だった。
しかしこの経験があったから今の自分があると思う。大学1年のときに弱い自分に気づくことが出来たことが幸運だった。
この頃から今の自分は精神面でも肉体的にも一回り成長することができ、自信も持てるようなった。
成長できた大きな要因としては筋トレが大きいと感じている。
筋トレ
自らを痛めつけるもの。
自らを超えるもの。
筋肉痛、パンプアップこそ生きてる実感を与えてくれるもの。
そう感じることが出来るのが今の肉体だ。
筋トレを始めたきっかけとしては誰にも負けないものが欲しかったからだ。
テクニック、サッカーIQ、足の速さで負けたとしても球際だけは負けたくないと考えた。
球際はテクニックなんて関係ないもの。
フィジカルと根性でどうにでもなるものだと思う。
どんなに上手い人にも球際だけは負けないで吹っ飛ばしてボールを奪う。
それが自分の生き残る道だと考えた。
そこからほぼ毎日ジムに行った。
学校のトレーニングルームではなく、自分で月謝を払い、1人でトレーニングをした。
初めは苦しかった。
1人で本当に追い込めているのか、自分の身体は本当に変化しているのか、月謝の無駄になってないかなど、マイナスなことしか思わなかった。
しかし、自分の中で転機になった試合がある。
2年のときに行った韓国遠征、本日昌源市庁との試合だ。
この試合に自分がやってきたことを全てを出すことができた。
球際では1度も負けず、守備では誰よりもボールに食らいつくことが出来た。
自分のやってきたことは間違いではなかったと感じることができた。
初めて自分が積み上げたものが結果として現れたと思うことができた。
帰国してからは筋トレにひたすら打ち込んだ。
1人で黙々と追い込み、自らと対話した。
自分はどうなりたいのか、本当に限界なのか、何が自分に足りないかなど、自らと向き合う有意義な時間にすることができた。
ひたむきに筋トレを継続したことで自分でもわかるぐらい変化していった。
身体も一回り大きくなり、球際で負けることはほとんどなくなった。
相手からゴツイねと言われることも多くなった。
試合前の写真で周りよりでかいことを確認することが楽しくなっていた。
精神面でも大きく成長することができた。
どんなに相手がうまかろうが食らいつていく気持ちを持つことができた。
今までにない太々しさ、度胸を手に入れることが出来たと思う。
4年間を通して自分を知ることができ、誰にも負けない努力をした自信があるから絶対に曲げたくないものを作り出せた。
自分の限界に挑戦する
自分がやっていることを信じる
この二つは今後生きていく上でも大切にしていきたいと思う。
サッカーにおいては大学4年間トップチームで試合に出るということは叶わなかったが、後悔なんてものは一切ない。
素晴らしい仲間と共に同じ目標に向けて努力が出来た経験こそが、財産になったからだ。
多くの仲間から刺激を受け、切磋琢磨することができた。
これは農大だったからできたことだと思う。
全員が同じ熱量でサッカーに取り組める環境を作り出していた。同期のみんな、先輩、後輩、監督、コーチ、トレーナー、素晴らしい環境でサッカーができた。
人として成長する機会を与えてくれた農大サッカー部には感謝しかない。
後輩のみんなも今ある環境が当たり前じゃないことを意識して切磋琢磨してほしい。
最後に農大で多くのことを学び、自分を知ることが出来た。
農大で本当に良かったと胸を張って言える
これからの人生においても自分の可能性を信じて、信念を曲げずに生きていきたいと思う。
三浦さんをはじめとするスタッフの皆様
4年間ありがとうございました。
素晴らしい環境、仲間と共にサッカーができたのはスタッフの方々の支えがあったからです。農大で学んだことを社会に出てからも胸に秘めて頑張っていきたいと思います。
4年間お世話になりました。
同期の皆へ
本当にみんなに会えて良かった。
真面目にやる時はしっかりとやり、ふざけるときはみんなでふざける。
こんなに仲間想いなみんなと4年間過ごすことが出来て幸せでした。
4年間ありがとう。
両親へ
まずは22年間ありがとうございました。
18年もの間サッカーをさせていただきありがとう。兄弟揃って迷惑をかけることもありましたが、自分が行きたい高校、大学まで入学させてもらい、サッカーまでさせてもらった自分は幸せものだと思います。
これから立派な社会人になり恩返しできるように頑張ります。
以上で終わります。まとまりのない文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日のブログは農大のファッションリーダー、10代20代の憧れの的こと佐々木克也です。
誰よりも濃い4年間を過ごした彼が何を語るのか乞うご期待です。