4年 土屋一郎 〜Gotcha〜
↑後ろに立っている左から3番目の74番のユニホームを着ているのが土屋一郎さんです✨
私は、とある日の学年の飲み会で杉田拓哉君に服の上着をビリビリに破かれたことがありました。
その時に「彼は間違いなくゴリラ」に近い男であると認識したのは昨日のことのように覚えています。今となっては練習終わり毎日一緒に帰る程仲良くなったゴリラ界一のイケメンこと杉田拓哉君からバトンを受け継ぎました。
応援時「綺麗な声」で農大のピンチを4年間泥臭く守っている隠れ守護神ことクールな愛妻家、食料環境経済学科74番土屋一郎が本日のブログを担当させて頂きます。
唐突ではありますが、最近の応援での後輩達の「ま〜も〜れっ」誇張しすぎではありませんか⁈
どうも〜〜〜クールな愛妻家です…って結婚してないわ‼︎
というノリツッコミはさて置き、本日は大学サッカーで経験して感じたものを素直に綴りたいと思います。どうかお付き合い下さい。
今年も東京農業大学の収穫祭の時期がやってきました。大根が無料で貰えたり、相撲部のちゃんこ鍋、農大味噌、蜂蜜、等々楽しそうですね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。私はこの時期になると右膝がウズウズします。
あれは、1年生の夏合宿最終日前日の出来事でした。試合も終盤に差し掛かった時です。ボールを追いかけていた私に、相手のタックルが来て「稲妻」が身体中に走りました。ほんの一瞬の出来事でした。
医師から告げられた言葉は、「右膝前十字靭帯断裂」、「手術をしないと二度と走る事は出来ない」。まるでよくあるドラマの余命宣告の様なものが現実に目の前に起こってしまいました。サッカーができないだけではなく日常生活にも支障がでるかもしれないという事で大変、絶望感を味わったのを覚えています。
サッカーから離れている日々が続く内に「ボールを触りたい、早くサッカーをしたい」という、小学生の25分休み前の2限の時ソワソワする気持ち並みの純粋なサッカー愛がいつの間にか芽生えていました。その時初めて今まで何気なく当たり前にやっていたサッカーに自分のLOVEを感じました。
日常生活には支障がない程度に治療する事ができ、自分の中での怪我の復帰最終目標であった、「90分を通して1試合に出場する」事が達成出来た時は全身から鳥肌が出るくらい感動して両脚攣ったのを鮮明に覚えています。
雪かきから始まった大学サッカー。全てのスピードに戸惑いを隠せなかった練習試合。自由の女神程大きい存在の4年生達。絶対主義の先輩達。すぐジャンケンをしたがる同期達。奢り待ちの後輩達。化粧を覚えたマネージャー達。元気すぎる総監督。痴話大好きクラブマネージャー。細かいところも目を光らせている監督。ピッチに立ったら一切関係ない熱いコーチ。パソコン駆使するGKコーチ。復帰走きついトレーナー。準備。片付け。ビブスジャンケン。審判。応援。ぬるい水の入っているボトル。冷たい水の入っているボトル。ボール拾い。球だし。ネットだし。タータンでの陸上部並みの走り。1対1。鳥籠。ショートパス。ロングパス。ゲーム。リフティング。ヘディング。ダッシュ。朝練。昼練。夜練。雨の日の練習。晴れの日の練習。風の強い日の練習。寒い日の練習。暑い日の練習。関東リーグ。Iリーグ。笑いあり。涙あり。
長々と「こいつ何言ってんだ」と思いましたよね。本当はまだまだでてくるのですが、皆様のお時間の都合上割愛させて頂きます。結局は何が言いたかったのかと言うとサッカーに関わった全ての時間が、「好き」だったという事です。しかし、全てなくなります。
自分の好きな事に全力を注げる時間も人生という時間には限りがあります。私は大学生活において一分一秒でも全力で楽しめたと今、振り返って思います。
また、私は好きな事を楽しむ為に多くの人に支えてもらいました。家族、両親、医師、監督、コーチ、トレーナー、マネージャー、先輩、同期、後輩、今まで私を支えてくださった多くの方々にこの場を借りて感謝したいと思います。「今まで私のサッカー人生を支えて下さりありがとうございました。」
これからは、「支えられる人」から私が「支える人」になる事を目指し社会に羽ばたいていきたいと思います。
普段クールな私が、だいぶホットになったところでそろそろ火傷をしてしまいそうなのでここら辺で終わりの言葉とさせて頂きたいと思います。
本日はこの様な機会を下さりありがとうございました。
また最後まで私にお付き合いしてくださった方々もありがとうございました。
末筆ながら皆様が怪我なくお過ごしできる事を心よりお祈り申し上げます。
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明日のブログは、可能性無限大な男。東京農業大学4年生で1番クリスティアーノ・ロナウドに近い男。彼にとってプロフェッショナルとは…「女と筋肉」で有名な豊川弘基選手です。人一倍野心家の彼から語られる言葉は一言一句無駄にはならないはずです。
皆様、乞うご期待下さい。