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2023

4年引退ブログ〜村上太一〜

「60点」村上太一





まず、東京農業大学農友会サッカー部を日頃から応援とご支援してくださる皆様、ありがとうございます。

                       


教職の授業サボりがちな藤田咲季から紹介をあずかりました、

 


東京農業大学  地域環境科学部  生産環境工学科



単位数が農大サッカー部トップの村上太一です。



総修得単位数合計156です。

勝ってる方いたら連絡待ってます。




後輩のためになる話ができそうにないので自分のサッカー人生を振り返ってみました。

 



最後まで読んでいただけたら幸いです。

 




~60点~

 



小学生、中学生の時は何をやっても平凡、点数をつけるのならば60点




サッカーもそうだった、




プレーに大きな波がなく、いつも60点といったところだった。





プレーの調子が上振れることもなく、試合で結果を残すこともなかった。




良く言えば安定感がある


悪く言えば存在感がない




高校生になっても変わらず




2年生の時から試合には関わっていたが試合を決定づけるゴールやアシストはない




1回ぐらい点決めてヒーローになりたかった





けど、それ以上にサッカーが楽しかった








大学に入り、残りのサッカー4年間楽しもうと思っていた。

 



正直楽しくなかったらやめてもいいかという思いもあった。


高校の同期が続けてるし、ひとまずやっとくか。

 

わりと、軽い気持ちでサッカーを続けることを決めた。



けど、高校の先生に合わせる顔がなくなるという思いは常にあった。



 楽しくないと感じるのは、自分が楽しめるほど上手くないからと言い聞かせれば自然と集中できたし、サッカーを辞めたいとは思わなかった。




まぁ、やっていればなんか楽しくなるかなぁ



今思うと能天気だった。






 結論から言うと、大学4年間続けていてよかった。



入学と同時にコロナウイスが流行してしまい思うようにサッカーができない日々だった。

 



この時に改めてサッカーをする楽しさやサッカーができる環境が恵まれていたと感じた。

 



そんな中でやっと練習試合ができるようになった、、

と思えば大差で負ける試合が続き、「あれ、サッカーこんなに勝てないっけ?」

 



そんな中、都リーグが始まった、

 



最初のころから試合に出る機会がもらえたが、出た試合はほぼ負け

 




毎週めまいや口が血の味がするような走りをしていて、試合には勝てない。

 




この練習で勝てるようになれるのかと疑心暗鬼になっていた。

 




自分が試合に出て勝てないのはとても悔しかった。

 




自分が試合にでられないことよりチームが勝てないのが一番悔しかった。

 



それでも1年生の時はサッカーができていた。

 




2年生、3年生になるにつれて怪我が増えてきた。

 



サッカーと授業を繰り返して気づいたら時間が過ぎていた。

 


この時期は何かあるたびに授業のせいにして色々なことを諦めていた、

 


特に筋トレ



朝6時に朝練で行き、授業が終わって帰れば8時、家より大学にいる時間のほうが長いのかよ、、

 

 


大学って人生の夏休みじゃないのかと心の中でツッコミを繰り返していた。

 


 

やっと、夏休みにはいるとサッカーと寝ることの繰り返し、怠惰な生活だとは思っていたが、何もする気になれなかった。

 



あ、佑月とゲームも結構やったな、

 


あっという間に2、3年生になり、

試合中に足をつることが増えてプレー時間がどんどん減った。

 



練習の走りはいつもそれなりに走れているのに、試合の後半のはじめに交代

 


すごく惨めな気持ちになった。



申し訳ないとも思った。


 

試合の終盤にかけてどんどん試合が面白くなってくる中でいつもベンチに座ってアイシング

 


ただただ羨ましかった。

 



けど、チームが勝てればそれでいいと思い落ち着く

 



チームの勝利という目的は果たせていてもサッカーを楽しめない


 

正直なことを言うと、勝ちたいというより相手が勝って喜んでいるところを見たくない、



喜んでるところを見ることがが癪に障る




勝ちたいより負けたくないという思いがいつも強かった。



性格が曲がっているせいで相手にどうやって嫌がらせするかを考えていた。




だから、勝っても嬉しさより、安堵の方が大きった、




そんな中、気がついたら4年生

 



本当に一瞬だった、というよりも毎日を大切にできていなかった。

 


サッカーを考えている時間が短かった。




唯一オブラを走っている時がサッカーについて素直に話せていた気がする


なかし、たいせい

なんだかんだ、あの時間でサッカーについて話したのは楽しかったぜ





そんなことを4年生になって気がついたが、完全に手遅れ

 



もっといろんな人とサッカーについて話したかった

 



 後悔や苦労話が多くなってしまったが、

それでもサッカーを15年以上続けることができたのはサッカーが好きだったこと、サッカーで出会う仲間が良かったことの証明だと思う。




大学4年間では「体が大きくなった」、「前よりも走れるようになった」とかの成長はできなかったけど、「色々な経験ができたこと」と「最高の仲間と出会えたこと」は東京農業大学のサッカー部に入って良かった。

 



同期、これからもよろしく!


 


1年生へ

工学....単位頑張って取れよ

 


2年生へ

さぼるのがうまいやつが多いからそろそろがんばれよ

 


3年生へ

とにかく楽しんで!



児玉監督、蛭子コーチ


体脂肪率最後まで下がらなくてすみません、

けどチョコレートは食べてないです。




賢人


そろそろ吉野家で唐揚げだけ注文するのはやめような




三島VFC、アスルクラロ沼津U-15


素晴らしい指導のおかげで今のサッカーの基盤ができました、ありがとうございました。




清水桜が丘高校の先生、コーチの皆様へ


教育実習ではお世話になりました。

サッカーの楽しさを教えてもらえた貴重な高校生活でした。




 

両親へ

 

小さいころから毎日練習の送り迎えありがとう

 

どんなに遠くてもいつも試合を見に来てくれてありがとう!




次回のブログは、



農大のヒヒダルマ


ピッチ外ではガキ大将


ピッチ内では熱い男


大きな怪我を乗り越えて帰ってきた彼の思いとは、、、



次回、我妻晋太郎選手!


お楽しみに!


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