まず初めに、新型コロナウィルスが流行している中、試合開催のために様々なところでご尽力いただいた関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
誰しもが憧れるテクニックの持ち主
瀬戸魁人から紹介をいただきました。
宗野椋太です。
自分のサッカー人生を振り返ってみたので是非読んでみてください。
〜どんなにダサくても〜
自分は身の丈にあった行動しかしない。
中学は誘われた地元のチームに入団。
高校も地元の学校に入学。
周りのメンバーも10年近くずっと一緒にやってきた。
高望みはせずずっと変化のない人生を送っていた。
新しい環境にチャレンジしない自分が嫌いだったが失敗することの方が恐れる人生だった。
そんな時に高校の先輩でもある達也くんの影響で農大の練習参加をさせてもらった。
実際参加してみると自分の実力は一切通用する事なく今までの人生を否定された気分だった。
しかしここで辞めたら今まで通りの平凡な自分に戻る方が恐怖で入部を決めた。
入ったのはいいものの、
初めて周りが誰も自分を理解してくれない環境。
周りとの圧倒的な実力の差で毎日が辛くて仕方なかった。
いつかサッカーも楽しくなるだろう、試合に出れるだろうと信じずっとプレーし続けても、
結果は3年になっても４年になってもトップチームの練習は、一度も参加する事がなく日々を過ごした。
サッカーってこんなにつまらなかったっけ？
なんの為に挑戦する事を選んだのだろう？
主務をやる為だけに入部したのか？
そもそもサッカー部に何をする為に入ったんだっけ？
今まで通り身の丈にあった環境で気楽に生活した方が楽しいじゃないか。
そうすれば他人の試合の為に時間も使わないし試合に出れなくて悔しい思いもしない。
自分の歩んだ道を否定してばかりいた。
しかしどんな時でも選んだ道を肯定するきっかけ
やる気を芽生えさせてくれるのは同期の存在だった。
試合に出れなくてもチームの為に運営してくれる奴がいたり
キャプテン経験なくてもチームを良くしようと自ら動いてくれる奴がいたり
下級生の頃からトップチームで活躍し続けるかっこいい奴がいたり
4年になって大怪我しても最終節だけでも出られるように努力し続ける奴がいたり
同じ社会人リーグでも元気付けし続けてくれる奴がいたり
試合では誰よりも前線から守備を頑張る奴がいたり
足が遅いのにどこまでもプレスバック頑張ってくれる奴がいたり
下のカテゴリーの試合もしっかり応援に来てくれる奴がいたり
学年会誰よりも盛り上げてくれる奴がいたり
ティックトッカーがいたり
皿洗いバイトを4年間する奴がいたり
とにかく足が速い奴がいたり
社長の息子がいたり
声がとにかく大きい奴がいたり
結婚の事ばっか考えている奴がいたり
とにかく個性的なメンバーで毎日を幸せにしてくれる同期みんなのお陰で引退まで頑張る事ができた。
明海大学戦での感動は、一生の宝物です。
本当にありがとう。
そんな最高な同期、先輩を立て続けてくれる後輩達の為にも最終節とにかく点を決めたかった。
結果は決定機は何度も外すしPKまで止められる。
本当に情けなかった。
あれだけみんなが応援してくれてるのに情けなさすぎた。
そういう場面で決められない所が確かに自分らしい。
しかし今回に限っては自分らしさなんていらない。
とにかく同期、後輩、スタッフ、両親
みんなのために決めたかった。
最高の笑顔で引退したかった。
こんな結果で本当にごめん。
しかしこんなに惨めでもみんなは面白かったと笑顔で迎え入れてくれた。
最後までみんなに助けて貰う人生だった。
「大学サッカーを終わってみてもう一度やり直すならどうする？」
こう聞かれたら自分は間違いなく
農大を選びたいと思える仲間達に出会えた。
大学入学するときには思えなかった。
どんなに結果がダサく惨めであっても
チャレンジしたからこそ味わえる悔しさや喜び
仲間がいる素晴らしさをたくさん知る事ができた。
本当にチャレンジして良かった。
本当に農大を選んで良かった。
本当にありがとう！
〜1年間一緒に戦った社会人リーグの後輩達〜
最後まで自分を立ててくれてありがとう。
4年が頼りない3人だったけど残留できたのは間違いなくみんなのお陰です。
みんなの秘めた実力はトップチームに全然負けてない、いやそれ以上だからこの1年での結果を自信に変えて頑張って下さい！
関東2部昇格の立役者になって下さい！
楽しみにしています！
〜マネージャーのみんな〜
主務として助けられる場面が沢山ありました。
自分の為ではなくチームの為に朝から働いてくれるマネージャー達のためにも頑張れていた自分がいました。
これからは下級生が中心のマネージャーで大変になると思うけど馬鹿な後輩達を助けてあげて下さい！
花梨、彩希、莞奈 4年間本当にありがとう！
〜両親〜
今までずっと自分の事を第一に考えてサポートし続けてくれてありがとう。
大学入ってからは帰省する度、部活動の文句ばっか言ってごめん。
自分で選んだ道なのにそんな事ばっか言って腹立ったと思う。
それでも最後までずっと文句言わず応援し続けてくれる両親がいてくれたおかげで今の自分がいます。
本当にありがとう。
これからはもっと頼れる人間になるのでもう少し待ってて下さい。
〜運営委員のメンバー〜
琢夢 試合に出れなくてもずっとチームの為に働いてくれる存在に何度も救われたよ。お前がいなかったらすぐ不貞腐れていて主務なんかやっていなかったと思う。
耕輔 仕事沢山任せちゃってごめんな。
咲季ちゃん 試合会場では毎回頼りにしてたよ。めっちゃ助かりました。
廉さん 自分以上に仕事ができるのでこれからも農大を頼みます！
この4人がいてくれたからこそ今の農大サッカーがあります。
本当にありがとう！
これからは3人になるけどみんななら絶対関東でも問題なくやっていけるので頑張って下さい！
〜みてくれているかわからないが達也くん〜
私生活は正直だらしない達也くん。
しかしサッカーになると誰よりも自主練をしていたのを中学生の頃からずっとみてきました。
気付いたら自分の中で憧れの存在になっていました。
農大でチャレンジしたいと思えたのも達也くんのお陰です。
本当にありがとうございました。
〜児玉さんをはじめとするスタッフの方々〜
最後までトップチームどころか社会人リーグでもチームの起爆剤となれるような存在になれず申し訳ない気持ちでいっぱいです。
スタッフの方々の発言一つ一つが自分を見つめ直すきっかけになり、結果として自分なりに沢山人として成長する事ができました。
これからは社会人という環境でこの経験を沢山活かしていきます。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか？
自分のサッカー人生に携わってくれた沢山の方々に感謝の気持ちが伝われば幸いです。
まとまりのない文で読みづらかったと思いますが最後まで読んで下さりありがとうございました。
明日は農大一の高身長。
唯一無二の一発ギャグの持ち主。
農大のイブラヒモビッチこと
高橋理人の卒業ブログとなります。
自分的には秘めた農大愛は1番強い男だと思うので楽しみです！
ご期待あれ！
