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2019

四年生ブログ 影森宇京 〜君が教えてくれたもの〜



バトンのことをバイトとブログの初っぱなから間違えている(だからバカ、アホと言われる)



岡部選手から紹介に預かりました。




自分が1番女の子にがめついことを棚に上げて、僕が遊んでいると岡部選手に言われて不快な思いをしている




ゴールにも女の子にも一途な




国際バイオビジネス学科 影森宇京

が今回のブログを担当させてもらいます。





まとまりのない文章ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです。





〜君が教えてくれたもの〜






あなたにとってサッカーとはなんですか?






そう問われたら僕は、







プロフェッショナルとは、と問われ



ケイスケホンダ



と答えた本田選手のように







ウキョウカゲモリ


と答えてしまうかもしれない。







そのくらい僕にとってサッカーというものは自分を語る上で1番の大きいものであり、今までの自分を作ってきてくれたものである。









僕は幼稚園の年中からサッカーをしてきた。




年中というと4歳からやってきた。




でも、0〜4歳の時の記憶は僕の中に正直全くない。





丈夫な身体に産んでくれた両親のお陰で、サッカーをしてからの17年間骨折などの大きな怪我もなく長く休んだこともない。





だから、記憶の中の自分はどんな時もサッカーと暮らしている自分だった。





そう、僕はサッカーしかしてきてないのだ。





生まれてからの21年間、サッカーで生き、サッカーと生きてきた。






だから




ずっとサッカーやっててすごいね

サッカー忙しくないの?


と言われても、毎回全くピンとこなかった。


なにを言っているかわからないくらいだった。




だって僕にとってサッカーをすることは歯磨きやご飯を食べることと同じで日常生活の一つだから。




気づけばそのくらいサッカーが自分に染み付いていた。




サッカーが僕という影森宇京という人間をここまで育ててくれた。







サッカーから人生の山も谷も味わった。




それは

高校3年のJユースカップで優勝して日本一になったこと。

大学3年の関東2部リーグから東京都リーグに降格したこと。




人生は山あり谷ありとよく言う。




険しくきついつらい上り坂を選べば頂点目標に届く。

楽をして簡単な道や下り坂を選べばどん底を味わう。






そう思っていた。




でも違った。



日本一になったときも降格したときも楽な道を選んで過ごしたことなんてなかった。




でも結果は真逆、天と地。




そこで最終的な結果が、進んできた道のり過程を決めるんだって気づいた。




だから、人生においては自分が今進んでいる道が、苦しいのか楽なのか上り坂なのか下り坂なのはわからない。




でも、今を全力で生き努力する。

そして、結果を残す。




そうすることで、自分が進んできた道のりが報われる。





そうサッカーは教えてくれた。





サッカーは何から何まで僕に教えてくれた。





自分は手は右利きなのに足は左利きだって

自分は足が遅いって

自分はケツがでかいって

自分は冬より夏派だって

自分は雨が意外と好きだって

自分は弱いって

自分は甘いって




教えてくれた。





キーパーグローブがかなり臭いことも

キーパーはアゴが出やすいことも

パーマ、坊主、オールバック、様々な髪型に挑戦する監督がいることも

イエローカードを三枚もらうと試合に出れなくなることも

26mを往復するのが10秒ギリギリなことも

コーチがコーンを4つもってグランドの角に置くのが世の中で1番怖いことも



こんな知らなくていいことも教えてくれた。





そして




何事も幅と深みが大事だということを



最後に試合を決めるのは10番だということを



ボールは常に綺麗な丸なのになぜか思い通りに飛ばないことを



ボールがゴールに吸い込まれる時スローモーションになって見えることを



真っ赤に染まる埼玉スタジアムがどれだけのエネルギーを、感動をもたらすかということを



応援されると疲れが吹き飛ぶことを



負けるとめちゃくちゃ悔しいことを



勝つとめちゃくちゃ嬉しいことを



どれだけ努力をしても結果が出ないことがあることを



余計なプライドは邪魔だってことを



自ら考え行動する大切さを



1日1日がどれだけ大切かを



永遠に続く時間なんてないってことを



失敗なんて当たり前だってことを



失敗しても前を向くしかないことを



90分で人生が変わることを



たった1分で天国と地獄にいけることを



最後の最後まで諦めちゃいけないことを



限界なんてないってことを



上には上がいることを



人には優しくして常に感謝しなければいけないことを



1人じゃなにもできないことを



なんでも話せる友達がいることが幸せなことを



自分が周りの人に恵まれていることを



仲間と同じ目標に向かうことが楽しいことを



チームメイトが辞める悲しさを



仲間のためにならなんでもできると思えることを



先輩があんなにも頼もしいことを



後輩がこんなにも可愛いことを



仲間と呼べる存在がいることがどれだけ幸せなことかを



農大サッカー部が素晴らしいチームだということを






サッカーは僕に教えてくれた。






サッカーしかしてきてない自分だけど、そんな自分だからこそサッカーから教わるしかなかった。



サッカーは自分が想像していたよりも遥かに大きな、大事な、大切なものを教えてくれた。



サッカーという教科書には人生で大切なことが全部書いてある。



そう僕は確信している。



サッカーに出会えて本当によかった。


 


そんなサッカーに出会わせてくれ、ここまで育ててくれた親


サッカーを通じて出会い僕を育ててくれた

戸塚FCj 浦和レッズ 東京農業大学 の指導者、チームメイト


在籍した小学校、中学校、高校、大学の先生方、友達



本当にありがとうございました。僕は皆さんと出会えて幸せでした。





でも

感謝の気持ちは今の自分ではサッカーでしか返せない。




大学に入り学年が上がると「お前がエースだ」「お前が決めろ」「宇京頼むよ!」そう言われるようになった。



いつでもそれに応えようと必死にプレーした。



でも、いつも情けないプレーばかりで何も応えられていなかった。




それが本当に悔しくて悔しくて。




だから最後くらいは最後こそは、このチームを必ず関東にあげて卒業し、少しでも関わってくれた人達に恩返しをしてみんなの気持ちに応えたい。




自分の将来、先のことなんてどうでもいい。




チームのために走って闘って勝たせる。




それが10番を背負う選手の仕事だとサッカーから教わったから。





以上で終わります。

最後は少しカッコつけてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。



次回の担当は


マネージャーブログの辛口コメントで有名な農大のセルジオ越後こと北浦ひよりさんです!


なぜか次から次に彼氏ができる北浦、、僕にはそれが全く理解できません。。


そんな彼女のブログをお楽しみに!!


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