どうも多田選手から紹介に預かりました黄金の右足を持つ農大のベッカムこと谷口昂輝です。
多田選手が僕のブログに対してかなりハードルを上げてきましたがそれを超えられる可能性は全くないです。
三浦監督が「コウキのフリーキックはやっぱり素晴らしいよね」って言うぐらい無いです。
ブログの題名はちょっとわかんないです。
それじゃあスタート。
イキリ、一人っ子、ガキ、小2、荒野行動弱い奴、テツ(顔が膝みたいな後輩)、茶番、、、
4年間色んな名前で呼ばれました。
辛かったです。
みんななんで素直に名前で呼べないのですかね。
みんな性格トガりすぎです。
砂川さんの頭ぐらいトガってる。
と、まあここまで農大サッカー部の往年のレジェンド砂川さんの頭について赤裸々に綴りました。
しかし、皆さんお察しの通り僕が書きたいのは砂川さんの頭についてではないです。
僕はこの人生22年間生きてきて、やっと自分について分かったことがある。
それは
「人」が大好きであること。
これはもしかしたらサッカーを15年間やって来なければ気づくことはなかったかもしれない。
自分はサッカーを嫌いになったことは一度も無い。
もちろん身体的にも精神的にもキツイことはたくさんあった。
しかしサッカーが嫌いになることはなく、むしろ逆でずーっと大好きだった。
ファンさんにとってのキムチぐらい好きだった。
三浦監督が体育会でサッカーをやる意味を考えろ。。。とかね?、、などというので、なんでこんな球蹴りが大好きなのか自分でも考えるようになった。
サッカーのどの瞬間に僕は楽しさを見出しているのだろう。
得点を決めたとき?
試合に勝ったとき?
活躍したとき?
最上級生としてこれから頑張ろって時に1週間で2回遅刻したとき?(これオグか)
もちろん点を決めたら嬉しいし試合に勝ったら最高である。
しかし、僕が1番楽しいと感じるのは
それらを「仲間と共有する時間」だった。
人によって幸せの尺度は全く違うと思う、だからこそみんな違っていいと思うが、僕にとってのサッカーで幸福なときは間違いなくこの時間だ。
自分が点をとってそれを心から仲間が喜んでくれているとき。
きついけどみんなで頑張ろうぜって助け合ってる時。
自分も仲間の活躍を心から祝ってるとき。
トップチームに上がった時に、ファンさんが頑張れよって言ってくれたとき。
帰ってきたら親が喜んでくれているとき。
そんな瞬間がたくさんあるから
みんなの期待に応えるために、仲間のために、チームのために、監督、コーチのために、親のために、今までの指導者のために、
絶対うまくなってやる、活躍してやる
ってなれたんだと思う。
それが自分にとって幸せだったから。
最近だったらアイリーグ最終節。
後輩達が俺をタテてくれようとしてるのを感じたこと
点とったら応援に来てくれてたみんなが喜んでくれたこと
勝って優勝決めてみんなではしゃぎまくったこと
ベンチ帰ったらファンさんが良かったなって言ってくれたこと
試合後シンゴ、リョウタと抱き合って喜んだこと
アラタがハーフタイムによかったなって言ってくれたこと
ケンシロウが体調悪いのに無理してアップ見てくれて、試合後喜び分かち合おうと思ったら体調悪くてソッコーで帰ってたこと
ほんっとサッカーやってて良かったって思ったし、みんなまじ大好きってなった。ファンさんのサムギョプサルへの愛ぐらい(しつこいか)
今の農大のみんなとだからこそここまで頑張れたんだと思う。
だからサークルで楽しくわいわいやるサッカーっていうのは僕が好きなサッカーじゃない。
みんなが大きな1つの目標に向かって様々な角度からチームのために働きかける。
だからこそ部員の誰しもがチームに不可欠な存在である。
だからこそ試合に出てようが出てまいが「みんな」の勝利を心から一人一人が喜べる。
みんながみんなを心から讃えられる。
苦楽を「人」と共有し、乗り越えていく
そんな東京農業大学農友会サッカー部が僕は大好きなのだ。
これって僕のこれから人生においてもいえることで
僕の人生で最も重要なものだなとも考えるようになった。
人によって幸福って違うと思う。
金とか名誉とか色々あると思う。
それも必要だし大事なことだと思う。
でも僕の人生において最も大切なもの。
大切にしたいものっていうのは「人」だな
って自信持って言えるようになった。
例えば、
サッカーだったら
めちゃくちゃ点取れるし、試合にも勝てるし、フリーキックの才能も半端ない。
だけど誰にも応援されない。
同じように
人生だったら
めちゃくちゃ大金持ちになって、社長になって、そのお金で豪邸買って住んで、毎日ドンペリヘネシー、俺最強卍。
だけど遊ぶ友達もいないし応援もされない。
そんなの僕にとったら最悪な人生です。
人によって違うから誰かにとっては最高な人生かもしれない。それが悪いとも思わない。
けど僕にとってはそれは幸福とは程遠い人生。
だから
仕事何するかとか、どんだけお金持ってるとか、フリーキックの才能がどんだけあるとか、
僕にとって最も重要なのはそこじゃなくて、
自分を誰かが必要としてくれている。
応援してくれる人がいる。
辛い時助けてくれる仲間がいる。
時にはハメ外して遊びに暮れる友達がいる。
最後には死んで葬式で別れを惜しんで涙を流してくれる人がたくさんいる。
そんな人生が僕にとっては幸福である。
だからこれからの人生会う人会う人を知りたいし、大切にしたい。多くの人と本気でぶつかりたい。
って農大でサッカーをして気づけた。
15年間サッカーをしてやっと気づけた。
だからこそ
そんな幸せを数多く感じることのできる1つであるサッカーが終わると考えると虚無感に襲われそうになる。
同期の仲間、タニ君タニ君ってやかましい後輩達、監督、コーチとグランドで会えなくなるって考えると本当に寂しくなる。
でもこれで会わなくなるわけじゃないしこれからも僕はみんなと人生助け合って生きていきたいなって思ってる。(思ってんの俺だけか)
まあとにかくみんなといれる時間が俺にとっては本当に幸せなんです。
だからできるだけ一緒にいたいって思って
一人暮らしのやつに泊めてって言うし、千歳船橋から帰るやつに経堂から一緒に帰ろって言うんだよ。
だからガメツいとかガキとか小2とかひとりっ子とか言われんだよ。(ひとりっ子どうしよもねえだろ)
この4年間とみんなとの時間は俺の人生の大きな財産になりました。
ほんっっとにみんな4年間ありがとう。
残り2週間ないけどチーム一丸になって絶対関東リーグ残ろう!
えーっと
そうですね。
元アルゼンチン代表パラシオの襟足ぐらい長い文章になってしまってすいませんでした。
ご愛読ありがとうございました。
ps.フリーキックは生涯趣味として続けていきます。
次回のブログは
大学4年間髪型が1ミリも変化しなかった男。
その左足で農大を何度も救ってきた男。
土屋守君です。彼が何を語るのか注目です。
左から谷口選手、多田選手、宮森選手、吉田選手です。
バイトビジネス学科で普段から仲の良いメンツです。
ですが、先輩たち、もっとしっかり勉強しないと卒業出来ないですよ?笑