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2018

選手ブログ鈴木嶺太(4年)


新からブログのバトンを受け取りました。



去年始まった企画で、

爽くんのブログを見て、うるっときたのを

思い出します。




長くなってしまいましたが、

最後まで 読んでくれると嬉しいです。




(内野、安藤らへんが、長いのはだるい!!とか言ってそうだけどしっかり読むんだろうな)





まず はじめに

今まで10年以上もサッカーをやってきて、

私にたくさんのことを教えてくれたコーチ(サッカーより私生活のことをよく教えてくれた)


先輩、後輩、マネージャー


そして今の四年生の仲間、


みんなと出逢えて ほんとによかった。


みんな大好きです。ありがとう。













わたしの人生に




春の雪崩のような宿命的な転機が訪れた。




大学2年生のとき



関東リーグの東洋戦。




そのときのわたしは

岡庭裕貴くんと 試合に出たくて出たくて

毎日休まず練習して、やっと試合に出れるようになってた。





0-1で負けてた。




ピッチに立っていて 後半も残り半分。





気づいたときには私は深い深い静寂の中にいた。





"これがゾーンか"って

すぐにわかった。








人間の意識に、


脳に、神経に、科学に、宗教に、自然に、


そこに咲く花に、自分に、彼女に、彼に、


わたしはいろんなものに疑問を持ってた。





あらゆることに興味があって、

とにかくいろんなことが知りたかった。





だから必然的に

ほんとにありとあらゆる本を読んだ。

読み漁ってた。





その不思議な意識状態の正体をずーっと知りたいと思ってた。







主観的な見解になってしまうが、



スポーツ選手にとっては"ゾーン"だし、




キリスト教徒にとっては"神の国"と呼ばれてるもの、




ドラッグをやる人がいたなら

それはハイになってるとき、ぶっ飛んでるときと 




もちろん違いはあれど似たようなものなんじゃないか、と思ってる。









いくらでも走れそうだ!!




ってところから始まって、

そこから深さ?のようなものがあって、




運がよければ 、パラレルワールドに自分がいることに気づくはずだ。





深いゾーンはとても神秘的だった。





言葉で説明しては必ず色褪せてしまう。









たぶん時間でいうところのほんの数秒だったのか。

いや、わからない。数分かもしれない。

そこまで深く潜ったのは初めてだった。





そこは時間がなかった。





空間っていうのもイマイチ意味を持つものじゃなくなった。





自分が生きてるのは無限に広がる宇宙の地球なんだ!!

ってことをなぜか思い知らされた。

とにかく 拡がりがあった。





この出来事はまさにおれにとって革命だった!!





この永遠のような数秒か数分か





夢のような出来事が起きて、

俺は自分の中で何が起きたのか、しっかりわかってた!!





「ああ!人生がひっくり返った!!」







今までのなによりも"自由"を感じた。





「あぁ これが俺の求めてるものだ」ってすぐにわかった。





全てが輝いてみえた。





時間はとてもスローに流れた。





自分の身体がなくなって、





世界と一つに溶け合って 





ダンスを踊ってるような、

とにかく幸せだった。





ずっとここにいたいと思った。






全部うまくいくと思った。






喜びに満ち溢れ、

これが生きるってことか!!!!って思った。

頭で思ったわけじゃない。

内側から、存在の全てを持って訴えかけてきた。





そのとき

ほんとに世界は美しかった。






神さまはいるんだ。って直感的に感じた。






逆サイドにいる選手が目の前にいるように感じられたり、

音が急にでかくなったり、音に色がついたりした。






相手が何を考えてるかがわかったりもした。






わたしはこのとき以上に

素晴らしい時間を過ごしたことがない。






そして それ以来そこには戻れていないのだ。

非常に残念だが、

わたしは必ずそこに戻る、必ず。





だって彼は言う。




「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。 すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。」

‭‭




悩んだって仕方ない。

わたしは信じるしかないのだ。

すべてがうまくいくことを。





今がどんな状況だろうと、どんなに辛くても、どんなに遠いと思えても。





"ゾーン"に

"神の王国"に入ったときにわたしは直感的に思った。






俺が人生に求めるものは決してお金とか安定とかでは断じてないってことを。






自分の人生を生きなければ本当に満足することなんてできないんだぞって。






わたしはきっと

わたしの中心が行きたいところへ行こうとするのを

止めることができない。






俺はそれを信じて進むしかない。






それがたとえ外からみたら

愚か者でも、ばかげてるようにみえても。











CR7を見るたびに


エジソンの伝記を読むたびに


アインシュタインの一つの言葉を聞くたびに




宮本武蔵、羽生結弦、ジョーダン、コービー、、、




常識をひっくり返す科学者、詩人、作家、、、



その発想、栄光、輝く作品に触れたら、




その輝きが!!




どーやってもたらされてるのか

知りたくて





わたしはどーしても、それしか考えられない。





どんなに落ち込んでても、

もう進めないって思っても、





彼らに触れた瞬間に

世界は輝きだすんだから。






その一つの言葉に、どんな恐れも不安も吹き飛ばしちゃうぐらいの力があるんだから。




知りたい。




おれも彼らのようになりたいって思わずにはいられない。





そう。それしか考えられない。





どんなにそこが遠く見えても




わたしはその強い衝動を止められない。





彼らを思うたびに



わたしは自分が信じる道を進みたくなる。



俺にはそれしか見えない。



その道しか輝いてみえない。



今もまだ葛藤する。



でも進むしかない。



いつかたどりつくまで!!!





最後に





ほんとにみんなには感謝してるってことを伝えたい。





高校生のとき

毎日のように 大山監督にぶん殴られた(愛の鞭)その一発一発が、





三浦さんに「おまえサッカー向いてねえからやめろ!」って言われたこと、試合のあとに笑顔で握手できたことが、





やらかしてもファンさんがフォローしてくれる優しさが、




ハニさんに信じてもらえたことが、




達也さんの笑顔が、




大きいことから小さいことまで、




すべてが今のおれには大切だったから!








寺はいつも真剣に向き合ってくれた。

おれがこのチームで

なにができるかわからなくて途方にくれてたときも、

俺の目をまっすぐ見て言ってくれた。

「おまえの良さを出してくれればいい」って。

ほんとに嬉しかったよ。

寺のおかげで四年間やってこれた!!

ありがとう。





将也はいつも私生活の面で支えてくれたな(笑)



将也がいなかったら100回は遅刻してる。




最後は二人でやらかしたな。盛大にやらかした。



栃木市総合と栃木県総合でこんな違うんかって。





新栃木駅に向かって歩きながら見た

最高に綺麗な夕陽を俺は一生忘れないよ。






しんごの ロングキックをもう見れなくなるのは寂しい。





はっしーに今日はぜったいゼミ来いよ!

って言われるのも、、、それはだいぶまえにおわってるな。






しゅんの月曜日のインスタを楽しみにするのも、、、それもおわってるな!!




とにかく ありがとう。

あと二週間。



 


もうだいぶ書いたのでやめます。

やめないとほんとにほんとに長くなりそうです。







ほんとにありがとう。

ここまで読んでくれたみなさん!ありがとう。





どうか乾杯を 夢見る愚か者に


どうか乾杯を 心の痛みに


どうか乾杯を 厄介なわたしたちに






次回のブログは

サッカーへの意識の高さはチームでもトップレベル。

その意識の高さから、合宿では起床時間より早く起きストレッチを始めるため、同じ部屋の選手からは嫌がられる。

日焼しすぎて、ディズニーのスプラッシュマウンテンのキャストさんからサーファーですか?と聞かれた男。



もちろん その名は田代蓮太さんです。




楽しみにしててください!!

左が鈴木選手、右がキャプテン寺門選手です。


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