4年 渡辺健 〜自分と向き合うこと〜
↑渡辺健選手は真ん中の人です✨
胸の奥底にある情熱を隠した、サイコパス気質が前面に出ている若山秋生選手からバトンを受け継ぎました。
親や関係者も見てくれているであろうブログにCJK(こじき)の紹介をするあたりさすがです。
そんな自分らしく、素直に自分が思ったことを親指で語りたいと思います。
改めまして。
よりがめつく
より騒がしく
農大一バッターボックスに立ち続けた男。
食料環境経済学科4年の渡辺健(ワタナベタケル)です。
今まで書いてきてくれた4年生のブログの内容と被るところもありますが、自分にしか伝えられないこともあるかと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです!
右膝前十字靭帯断裂
グロインペイン症候群
左側下顎骨折
左肘脱臼骨折
右膝内半月板損傷
右前後距腓靭帯損傷
この何か深刻そうな字の羅列は、自分が高校からサッカーをしてきてパッと思い出せる限りで出てきたケガの診断名です。
(ご存知の通り)怪我との付き合いが多かった4年間。ブログに何を書こうか考えた時これは書かないとなと思いました。
(#保険とは)
怪我との馴れ初めは遡ること8年前14歳の時。
中2の時に初めて前十字をやってから毎年恒例のように怪我と付き合うサッカー人生でした。
今やもう、右膝だけでなく右足首すらグラグラしていてプランプランです。
長い付き合いになって結局別れることはできませんでした。(これからはそんな人を見つけよう)
自分がリハで、みんながサッカーをしているのを見るなんとも言えないもどかしさとか複雑な気持ち。これは長いリハビリを経験してる人にしかわからないかもしれないです。
あの感情とも別れ、もうサッカーにあの思いをぶつけることが無くなると思うと、言いようもないくらいに切なくて寂しいです。
自分がここで伝えたいのは誰がいつどんな怪我をするかなんて本当にわからない、ってことです。
日々普通にサッカーができることがどれだけ自分の中で幸せなのかというのは、いざ出来なくなってからわかります。出来なくなってから日頃取り組んでなかった自分を後悔することのないように、毎日の積み重ねを大事に。
身体重くてやる気出ないとか、最近サッカー調子出ないからキツイなとか思うのもよくわかります。それでも。
似たようなことは言われ飽きてると思うけど書きました。
「俺ならそんな怪我してたらサッカー続けられない」
「またケガ?」
「もう引退じゃん、おつかれ」
このようなことはよく言われました。
(「コジ」「クサイ」
「顔はいいのになあ」
「八千代なんだよなあ」
など、その他諸々言われたこともありますが別件なので割愛させていただきます)
ただ、色々なことを言われても根拠のない自信が自分にはあって。サッカーで自分の理想の結果を勝ち取れると思っている自分がいました。
なぜサッカーをやるのかといえば、楽しさ半分、反骨心が半分。周りの奴ら見てろよって思いからくる反骨心。
本当に単純でアホだと思う。
自分はこういう人間になりたいとサッカーを通じて思うことが多い人間で、すぐ人の影響を受けていました。
サッカー選手として、また1人の男として
「こんな人間になりたい」とよく思っていましたし、自分もその人達のようになれるとも思っていました。
ただ現実はそう上手くもいかなくて、特にこれといった結果が出たことは今までほぼありません。
自分はなぜ結果を出してこれなかったのか。
この答えはきっといくつもあるけど、
「自分にベクトルを向けて、自分を知る。」
ケガに逃げたりもあったけど、1番はこれが出来ていないことがつながっていたんだと思ってます。
根拠のない自信を持っても別にいい。
ただ、考えて、自分と向き合って、行動することが大事なことで。
思えば叶うわけじゃないんだと。
考えて行動した積み重ねが自信になって、後の結果につながる可能性が上がる。
そしてそういう人の言葉が人の心に響いて、周りに影響を与える。
そんな人に憧れを持っていたし、そういう人がカッコいいと自分は思います。
「農大サッカー部にいる意味」
「大学サッカーを体育会で続ける意味」
「正しい方向に努力しないと成長しない」
「人はいつでも変われる」
「上手い下手とか関係ない」
「ピッチに立つ意味」
新体制になって、本当によく色々なことを言ってもらえました。名言かの如く言われて、みんな覚えていることも多いと思いますし内容的に被ることもあります。
それでも書きます。
自分の中でのそれぞれの答えはきっと
「自分にベクトルを向けて、自分を知る。」
ということとつながります。
みんなの前で正直に、素直に、ポジティブに生きられる。
自分を認めてくれたり、リスペクトしあえる人がいる。
好きなことができて、更に人としても成長できる環境がある。
これが自分の意志であり、農大サッカー部にいる意味です。
小学生の頃から続けてきたサッカー。今までの人生をかけてきたサッカーで得たものはかけがえのない財産です。
今までのサッカー人生で関わってきた人、お世話になってきた人、支えてくれていた人に顔向けできるような立派な大人になります。
今までありがとうございました。
これからもよろしくお願いします!
農大に来て過ごした大学4年間で言えば、
この仲間たちと出会えて本当に良かったと思っています。
こんなありきたりな言葉で表現するのも何かしっくりこない。違う。
と思うくらいに。
毎日の取り組みを正しい方法で100%でやる。
最善の準備をする。
結果にこだわる。
理不尽なこともある。
最高の瞬間がある。
そんな簡単に結果は出ないし、上げ日はキツイし、色々悩むし。
それでも、先日の実質の引退試合の時のような瞬間があるからこそ、サッカーは全てを捧げられるんだと確信しました。
まだ22年間しか生きてないけど、これからの人生も今までのサッカーのようなものだと思っています。
自分はかっこいい「タケニイ」になりたいです。
それは農大サッカー部で4年間過ごした責任、誇りでもあります。
これからの自分が更に素晴らしくなれるように。
それぞれの道でひたむきに過ごすであろう仲間たちと良い顔でまた会えるようにこれからも過ごしていきます。
まだまだ書き足りないことは多いですが、何か感じるものがあるなと思ってもらえれば光栄です。
残り4日、今まで通りやるべきことをやって、積み重ねていきましょう!
長々と書きましたがお付き合いいただきありがとうございました!
明日のブログは
誰よりもMr.Childrenと彼女を愛し、
誰よりも失点を積み重ねながら這い上がり、
誰よりも努力を怠らず結果を残し、
誰よりもみんなからの信頼が厚い、
主務の畔上和也です。
これまでのブログにも何度か登場してきました彼の言葉は間違いなく熱く、心に響くことでしょう。
乞うご期待です!