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2020

四年生ブログ 梶本拳士朗 〜新しい自分を発見し、育む〜




農大で怪我生活を共に過ごした戦友と呼んでいいのかわからないけどそんな感じで、とにかく毛の主張が強めで、あんまりギャグも面白くないただのサッカー小僧、小田将大選手からバトンを引き継ぎました!!





梶本拳士朗です!






ちなみに小田選手で笑った事は一度もありません。





あのスペイン・アバクロ事件はほんとに壮絶だったよね。笑





ふてくされながら、ビデオとった事は忘れないし、小田ノブがビデオで何をとってたかは墓まで持っていってあげるね!笑







小田選手でだいぶ尺を使ってしまいました。みなさんの数秒を無駄にしてしまいました。

小田選手のせいです。





そろそろ本題へ入ります!!





今回のブログでは





大学サッカーをやる意味





自分にとって大学サッカーは必要だったのか





について話していきたいと思います!






率直に思ったことを話していきます。




それではスタート!!







誰もが大学サッカーという果てしない大草原に夢や希望を掴みに期待で胸を膨らまし飛び込んでくる。





でもそんな大草原は夢や希望なんか見させてはくれないし、叶えさせてもくれない。






いつの日か、環境や自分の弱さから自慢の牙は削がれ、根拠のなかった自信も喪失する。





そして、大草原に飛び込んだ自分に後悔し、何故ここに自分はいるのか。いる意味はあるのか。もっといい景色を見る事ができる楽な世界はたくさん広がっているのにと考える日々が続く。





そしていつしか、、








「なぜ大学でサッカーをしているのか」







この正解の見えない重い言葉の壁にぶつかり、押し潰されそうになる。そして自分を見失う。




でも、それでいいんじゃないかと思う。





僕はこの言葉の意味を考えられるようになってからが大学サッカーのスタートラインなのではないかと思う。






結論、私が大学でサッカーをやる意味は、、





「新しい自分を発見し、育むため」





と答えるだろう。





そもそも人生100年時代と言われる中で、つい最近高校生だった若造が、20代前半ですぐに夢を掴めるほどこの世界は甘くない。






サッカーだけで、夢を掴み、生きていけるやつなんて本当に数%。






ましてや、サッカーやってました。なんて世間の人に言った所でなんにもならない。







大学の周囲の人たちは、朝練なんかやらないし走りなんてやらない。








バイトにたくさん入れて、欲しいものも買える。夜はいつでもどんちゃん騒ぎができる。







そんな事はみんなも分かってると思う。じゃあなんでわざわざ大学でサッカーをやるのか。





もちろんサッカーが好き。これはほとんどの人が思っている。






僕はこれ以上の答えが1〜3年生の前半までは見つからなかった。






近くには毎日の様にしつこいぐらいに、なんで大学でサッカーをやってるの?と問いかけてくれる三浦監督がいたのにも関わらず、自分から逃げ、この問いの答えを見つけようともせず、毎回投げ捨てていた。






人間って本当に弱いなって日々実感していた。







3年の後半になり、本当にこのまま何もないまま終わっていいのかと自分でも不安になってきてしまっていた。





本当にサッカーをやっている時の自分は心がどこかに連れ去られているような感覚だった。





これというきっかけははっきりしていないが、就活もはじまり、自己分析を進める毎に、こんな自分に嫌気がさしてきた。





変なプライドを捨て




下手くそを認め




素直になり




何もできない自分を認め




でも何かしらできるんじゃないか。小さな事でもできるよね。




やれば何か変わっていくんじゃないかって可能性を信じた。






今までは、声を出す事、全力でやる事が少し恥ずかしかったのかもしれない。






なぜなら一生懸命やって、試合に出られなかったら悔しいし、恥ずかしいから。(今思えばそれってクソださいなと思う)






現段階でもまだまだ足りてないけど、少しずつ変化して行動する事ができ、それが次第に結果に繋がっていっていた。





社会人リーグでも中心として出場でき、チームメイトの石田明にはいじりも含めてか、都リーグスタメンまじで目指せと言われるぐらいにもなった。




人間としても1ついや0.5かもしれないけど上のステージに上がれた気がした。





試合にでれなくても、下手くそでも全力でやる。やれる事をやる。小さな事でもやる。





とにかく変なプライドなんていらないし、全力でやって失敗して恥ずかしい思いをして強くなればいいと思う。






例え、サッカーで活躍できなくても、自分の弱さに気付き克服し人として成長することが必ずできる。





絶対社会で活きてくる。




間違いないと思う。





なんなら試合になんて出なくたって、全力でやって、自分自身を高める事ができればそれでいいと思う。




これに気がついたのはすごく遅かったし、時間がかかったけど



気づけないまま引退を迎えなくて良かった。




だから大学サッカーをやって本当に良かった。








時間とお金はものすごくかかったけど、この果てしない大草原で新しい自分を見つけ、育ませる事ができた。








俺らの代にはこれを4年間やり続けた岡本陽というスーパーな人間もいる。





自分だけのおかげで成長できたわけでなく




陽を筆頭に自分に対して、言葉をかけてくれた仲間達のおかげでここまで成長できたと感じる。






まじでこの代で良かった。







後輩達も自分自身で成長するチャンスを必死に模索すること。






とにかく全力でやる事。(だるいとか言ってる方が断然にダサい)






迷ったら仲間を頼る。






そしてスタッフも頼る。






自分の力+色んな人の力を頼って







新たな自分を発見して、育んでほしいと思う。






最後に、両親、スタッフを含めた大人の方々、チームを支えて頂き本当にありがとうございます!!






三浦監督は自分達と同期として、農大に入り、4年間お世話になりました。







自分の弱さに気づかせ、向き合わせるのが上手な監督で、人として成長できたのも三浦監督のおかげだと思っています。






最初は正直、何で大学でサッカーやるの?と言われ、いやそんなのわかんないよと思っていました。






でもこれを考えながら、大学生活を過ごすか、過ごさないかで大きな差になると今では思います。




大学生活で、出会う事ができ嬉しく思っています。







僕自身は、あと残り数週間。



今年は昇格やおめでたい出来事がないので、社会人リーグぐらいは絶対に昇格したい。



全力で取り組みます!!!





明日は、身体能力だけが売りで、オンザボールは本当に怪しい倉本選手です!




彼は要領がいいんだか悪いんだかわからないけど、個人的には賢いなと思います笑



優しさと実は熱があるのでブログがとても楽しみです!!





WRITER:石田明
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