日頃より東京農業大学農友会サッカー部を応援してくださっている皆様に心より感謝申し上げます。
本日のブログは3年マネージャーが担当させて頂きます。
第97回関東大学サッカーリーグ戦3部
第6節 vs 専修大学
〈スターティングメンバー〉
(4-1-4-1)
伊藤、荒木、杉山、佐藤、弓氣田 / 堀井 / 岩永、青木、長谷川、建悟 / 牧野
サブ
中本、池田、菅原、中島、飯泉、沼田、湯川、山田怜、溝口響
〈交代〉
HT OUT弓氣田→IN 18番 中島
後半22分
OUT 岩永→IN 湯川
後半29分
OUT 牧野→IN 山田
〈得点〉
後半10分 牧野隼也
〈結果〉
前半 0-0
後半 1-0
1-0
〈写真〉
伊藤蒼太郎
弓氣田葵
杉山諒
佐藤大晟
荒木駿輔
青木凱
堀井榛人
岩永隆利
藤井建悟
長谷川大貴
牧野隼也
中島陸
湯川竜成
山田怜於
〈インタビュー〉
今回は、
関東リーグ初メンバー入り、初スタメンで見事得点を決め勝利に導いた牧野隼也
素晴らしいシュートセーブを連発し、クリーンシートを達成した伊藤蒼太郎
の2人にお願いしました。
【牧野隼也】
①試合の感想
今回の試合はキーパー含め守備陣がとても頑張ってくれたおかげで掴み取れた勝利だと思う。
1試合通して専修大学に多くのシュートとCK、FKを与えてしまったが高い集中力で守りきれた。
逆に攻撃は単調であり、アイディアは無く、可能性を感じられないような攻撃ばかりだった。これは今年の農大の課題でもあると思うので監督・コーチの戦術や意図をよく理解し、さらに選手間でブラッシュアップしていく必要があるのではと感じている。
前半は牧野、長谷川、青木の距離感は少し遠く感じた。
専修大学のディフェンスラインはインターセプトを狙う場面が多く、そのおかげで相手ディフェンスラインは不揃いな場面が多かった。
その中でも左センターバックの3番はラインのアップダウンが早かったが、そのおかげで長谷川の背後と岩永の前にフリーなスペースが何回かできていた。
ここに精度の高いパスが出せればもっとチャンスが増えたと思う。
DFだけではなく前線の裏への動き出しも極めて少なかったのも原因の一つだと思う。
逆に青木の方では裏を狙う場面が多くあったが、距離が遠いせいで2列目の抜け出しが上手くいかない場面が多かった。前の動き出しが上手くいかないため、ディフェンスラインのビルドアップも上手くいかず思うように攻めれない展開が続いた。
後半に入った中島くんの制度の高いパスとリスクを犯しながらの際どいパスを供給してくれたおかげで攻撃のバリエーションは増え、点にも繋がったと僕は思う。
② 得点シーンについて
得点シーンに関しては19番が必要以上にピッタリマークしてきていたので2次動作で剥せるかなと思い、あの動きをした。
いつもは僕が落ちて他の誰かに裏をとってもらうのだが、距離が遠いのが修正できていなかったので1人でやるしかなかった。切り返しの際PKを貰おうか悩んだが、藤井に蹴られるのも尺なのでシュートを打ったら上手く入ったので良かった。
③今日一緒に戦ったメンバーで期待や注目している選手
今後試合に出た選手で期待している選手は藤井と堀井です。
藤井選手は次の試合でPKを貰うのが上手くなっているのを期待しています。目の前でPKを貰いにいってるのをみた時に、味方でも抗議するのが恥ずかしいぐらいのもらい方だったので、、、(試合後青木と一緒に藤井の転び方をずっと真似してネタにさせてもらいました。)
堀井選手に関しては去年Iリーグでスルーパスを出すことについてよく話し合った結果が出たと思うので次節もお互い試合に出た際は素晴らしいアシストを期待したいです。
【伊藤蒼太郎】
①試合の感想
前節神奈川大学に勿体ない負け方をして、なんとしても連敗は避けて勝利が欲しかったので、専修大学相手にしっかり勝ち点3を取れて安心しています。
反省点として、ビルドアップの質であったり、細部での技術的なミス、個人的にもキックのミスが目立つなど改善しなければいけない点は多くあると思います。
しかし、神奈川大学戦と、練習試合の日大戦ではセットプレーでの失点があり、そこが大きな課題になっていましたが、チームで問題を明確にし、ピッチ上ではGK、フィールドプレーヤー関係なく声をかけあえたことで、多くあった相手のセットプレーからゴールを守れたと思います。
非常に良い成功体験となったため、これを基準に今後も攻守ともにセットプレーでの強さを出していきたいです。
また、今シーズンは練習試合含め、ほとんどクリーンシートがなかったので、GKとして大事な試合を無失点で終えられたことは勝利と同等の価値があると思っています。
守備陣含め、攻撃陣のプレスバックなど、全員が身体を張って守り抜いた結果です。継続していきたいです。
内容にはこだわりたいですが、やっぱりやるからには勝つこと、結果が1番ということも再認識できました。
我々は勝ち方についても甘い部分がありましたが、チームとしてひとつの方向を向いて勝利のために戦えたことも大きかったと思います。最高の応援も含め、勝利に相応しいチームだった思います。
②自分の中で良かったプレー
個人的に良かったプレーは、相手のクロスやシュートを数本キャッチしたことです。練習試合の日大戦では、簡単なボールを弾きに行き相手ボールになってしまうシーンが多かったため、今節は自らがキャッチすることで相手の攻撃を遮断できたことが良かったと思います。
③今日一緒に戦ったメンバーで期待や注目している選手
期待や注目でいうと、堀井、荒木、杉山、牧野、、決められませんね。
今節に関しては堀井のセットプレー対応が素晴らしく、2.3回ピンチを防いでくれたので、今後も期待したいと思います。
もう1人だけ言わせてください。
牧野です。しゅんやは今節が初出場でしたが、彼のゴールへの嗅覚とフィニッシュの精度は1級品です。しゅんやが復帰して相手チームにいた時は、厄介なのが帰ってきたなと思いましたが、味方にいると本当に心強いFWです。
今後も得点を量産してくれる事に期待しています!
〈マネ目線〉
なかなか勝ちきれない試合が続いていた中、しっかりと勝ち点3をとってきてくれました。
前半は農大のシュートがゼロで、責められるシーンが多く、相手にボールを持たれる時間が多かった印象です。
そんな中でしっかりと耐え抜き、前半を無失点で終えてくれたのが、今回の勝利のカギになったような気がします。
後半10分、堀井のパスに牧野が裏抜けをして
ボールをもらい、見事な切り返しからシュート。
ボールが綺麗にゴールが吸い込まれ得点となります。
あの場面で切り返しをして、シュートを打ち決め切る牧野はやっぱりさすがだなぁと思いました。
今でもそのシーンがスローとなって頭に浮かぶくらい綺麗なシュートで、最高の瞬間でした。
牧野選手は2月に怪我をして、5月に復帰した選手です。
関東リーグは初メンバー入り、初スタメン、その中でしっかりと結果を残してくれました。
いつも試合前に俺が点を決めるからと言って本当に決めてくれる隼也。
ゴールへの嗅覚は一流、
「隼也がいたら点が決まるから大丈夫」そんな風に思ってしまうほどです。
本当に素晴らしいし、同期として誇らしいです。
得点後も、相手の攻撃は続き、耐える時間が長く続きました。
本当に長い長い時間でした。
長い時間を耐え抜き試合終了。
笛が鳴った瞬間、安堵と喜びで溢れました。
試合通して、ディフェンスはもちろん、前線の選手もプレスバックをしっかりして、全員で守備をしていた印象です。
後半は特に絶対に失点しないという気迫を感じました。
全員が身体を張って守り、最後の最後まで走る姿は最高にかっこよかったです。
応援団も全員が声を出して歌い続け、声をかけて、最高の応援をしてくれました。
試合終了間際、
「農大農大眠らない街 緑の俺らの誇り」といつFC東京の応援歌の農大verがグラウンドに響き渡っていました。
私は涙脆いので、その歌と最後まで走り続けるみんなの姿を見て、目の水分がとても多くなりました?
全員で勝ち取った勝利、次もそんな勝利を掴み取りたいです。
大変暑い中応援にきてくださった方々、ありがとうございました!
速報や配信で応援してくださった方々もありがとうございます。
次節も応援よろしくお願いいたします!