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2021

四年生ブログ 瀬戸山俊〜大きな原動力〜




新宿で待ち合わせていたらまさかの自転車で登場。


汗かきすぎて夏はTシャツ4枚持ち。


どこでもチャリで来る、農大1のユーティリティプレイヤーこと山田陸選手からご紹介いただきました。


漢の中の漢、ポーポーこと瀬戸山俊です。



山ちゃん、漢の中の漢だなんて言ってもらえて嬉しいけど、ポーポーはいらなかったよ?笑笑




同期の文章力の高さと想いが込められたブログで毎日感動しながらも、プレッシャーを感じていましたが、僕にそんな能力はないので自分らしく想いのままに書きました。


長く拙い文章かと思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。




それではスタート。










悔しい事が多かったな。





引退を間近にして振り返ってみると


嘘でもうまくいったとは言えない

大学サッカーだったなと思う。




1年生の頃は出場の機会を頂き、

秋頃には東日本の大学選抜にも選んで頂いた。

その後もリーグ戦に出場させてもらった。

(この時まではうまくいっていた)




2年生は1年生の頃より試合に出れず、

チームもあと一歩の所で昇格を逃す。




3年生は自分の調子も良く万全の状態で望んでいたがリーグ戦の途中で肩を脱臼し、人生初めての長期離脱。






そして気がつけば最終学年。




今年こそは!



サッカー人生で1番気合いが入っていた年だった。







今年の開幕戦。


昨年の脱臼の怪我から復帰して7ヶ月ぶりに

試合に出場し1-0と苦しみながらも勝利。



ただただ、嬉しかった。




自分の調子は本調子ではなかったが




ピッチに戻って来れたこと。


チームが勝ったこと。



久しぶりに嬉しかった。



何より同期が沢山出てる中で勝利出来た事が


今までとは違った嬉しさがあった。





そして

少しずつ調子も取り戻し、


怪我前の感覚に近くなってきて

本当の意味で復帰してきたなと感じはじめていた。







いける。


今年こそは。


絶対チームの力になる。





そう意気込んでいた矢先だった。











朝練のゲーム形式で


再び肩を外してしまった。










外れた瞬間、現実をどうしても


受け止められなくて


嘘だ!嘘だ!って


何度も何度も肩の位置を見たけど










どう見ても肩の位置がおかしい。












そしてアドレナリンもきれてきて

激痛が襲った。


一度外れてるからこそ、

この怪我の大変さがわかる。









「反復性のあるものだから」





医者にも言われていた。





覚悟はしてたつもりだったけど、、、、



 

痛みと共にだんだん現実を受け止め始めた。












あーまた肩外れたのか、、、。










同時にたくさんの人の顔が浮かんできた。





ここまで支えてきてくれた人が多いぶん

悲しむ人も多いとわかっていたから。







相当落ち込んだ。








何回もカレンダーを見た。


何回も残りの日数を数えた。




何回数えても







怪我なんかしてる時間はなかった。







せっかく復帰できたのに、、


またみんなの活躍を祈ることしかできない。


一緒に闘えない日々が来るのか、、。








大袈裟かもしれないけど


どん底に落ちた気分だった。











でもみんなに会えば強がった。



みんなリーグ戦に集中してるのに


チームの士気を下げたくない



ぶつかった後輩の選手は全く悪くなかったのだから少しでも気にしないように。






いつも通り、いつも通り。


明るくいつもの俺でいよう。


自分を強く保とうと必死だった。






でも本当は


1人になった時、

毎回自分に負けそうになっていた。


寝る前とか入浴時とか


ふとした瞬間に悔しさが出て苦しくなる。







復帰できるかどうか。


復帰してもまたすぐ外れるんじゃないか。


外れた瞬間が脳裏に焼き付き同じ場面でビビらないか。








どんどんマイナス思考になっていた。



頭の中がぐちゃぐちゃになる。






頭悪いんだから考えたって無駄だよって


そんな感じで今まで乗り越えてきたけど








最終学年の自分には、、






今回ばかりは、、






馬鹿でも考えちゃうほどのタイミングの怪我だった。









なかなか結果が出せず、


苦しむチームに何の力にもなれず、


ただ肩を吊って、見守る自分。










余計に辛かった。


悔しそうにしてる仲間を見るのが。


一緒に闘えない事が。







本当に情けなかった。
















でも自分の中で確かな覚悟を決めた瞬間があった。












前期の國學院戦。


この試合は有観客だった。



今まではLIVE配信で見てたから


会場で見れる久々の試合。




結果は0-0だったが、


仲間の闘いぶりに圧倒された。








 


感動した。






どんだけ走るんだよって。


どんだけ闘うんだよって。


死に物狂いの闘いに感動した。










この時、強く思った。






みんなと闘いたい。


みんなの力になりたい。




みんなと絶対昇格する。
















振り返ればいつもそうだった。








自分には大きな原動力があった。















それは【仲間の存在】









毎週来る、あげの日。(フィジカルの日)


キツくて、苦しくて

毎回自分に負けそうになる時がある。



でも隣を見れば必死に走ってる仲間がいた。





自分が試合に出れなくて悔しくて

たまらない時も


同じく試合に出れなくとも

チームの為に全力を注ぐ仲間がいた。





遠いところまで、自分達の練習後に

応援に駆けつけてくれる仲間がいた。



自分が怪我した時だって


俊の力が必要だから絶対復帰してくれよとか


チームの事より自分のリハビリに集中しろよとか


復帰を待ってくれている仲間がいた。







そう、苦しい時はいつも仲間の顔が浮かぶ。



みんなの存在で何度も乗り越えてきた。








今回も救われた。





真っ暗の中で光を見た感覚だった。








やるしかない。





大好きなみんなと思いっきり笑う為に。





闘う。










復帰してからは


何も怖くなかった。


練習では夢中になってみんなと走り、闘う準備も出来ていた。




ただ、リーグ戦では


サブの時間が長くほとんど試合に出られなかった。



仲間とチームの為に闘いたい。





正直言うと、毎試合、毎試合



悔しくて悔しくてどうしようも無い気持ちだった。


だがここでも


みんなの闘いを見ていれば、



サブには同じく悔しい思いをしてても


チームの為に動く仲間を見ていれば、






自分の悔しさなんか押し殺せた。






チームの為に。




サブの俺ができることなんて

たかが知れてる。





それでも少しでも力になれればと


試合中はベンチから声をかけ続けた。


出来ることを全力でやった。






どんな時でも勇気をくれた仲間に



今度は自分が力になりたかったから。








このチームが大好きだ。







心からそう思えた。





こんな素晴らしい仲間に出会えた事


一生の財産です。







最初に述べたように


悔しい事の方が圧倒的に多かった4年間だったけど




後悔はない。




それは


苦しい時、辛い時、試合に出られない時、


いつだって、どんな時だって、



仲間の力を借りながら


スタッフの皆さんにご指導を頂きながら


家族の支えも受けながら


沢山の人に支えられながら




逃げずに闘ってきた


変化しようと自分に向き合ってきた




自信があるから。




遠回りもしたし、器用には進めなかったが


転んでも転んでも


立ち上がり、少しずつでも歩みを止めず


前に前に進んできた




自信があるから。



成功はしてないけど成長はしたから。


後悔はない。




そして


大好きな仲間と大好きなサッカーを


本気でやってきたから。


最高に楽しかった。







こう思える大学生活が過ごせたのは


自分に関わってくれた


全ての人達のおかげです。


本当にありがとうございました。








三浦さんをはじめとするスタッフの方々へ



コロナの時期でグランドが使えない時も

選手ファーストで色んなグランドをすぐに

手配していただきありがとうございました。


自分を信じて

1年生から使っていただいたのにも関わらず

思うような結果が出せず申し訳ありません。


でもこの悔しさを次のステージに繋げます。

4年間本当にありがとうございました。



徳永トレーナー


毎回の肩のテーピング

ありがとうございました。

3回目外れなくてよかったです。笑

徳さんのおかげです。




家族へ


16年間大好きなサッカーを

伸び伸びと最後までやらせてくれて

ありがとう。



大好きで始めたサッカーを

大好きなまま引退出来たこと

家族のみんなのおかげです。




沢山の愛情でいつでもどんな時でも

俺のことを一番に考えてくれ

1番のファンでいてくれたお母さん。




家族のためにどんな時も動いてくれて

息子の俺をいつも「俊なら大丈夫でしょ」と

信じてくれるお父さん。




普段はしっかりしているが、意外に繊細で

家族想いの優しくて弟に甘いお姉ちゃん。




みんなのおかげで

最高のサッカー人生歩めました。


これからは返しきれない恩を一生かけて

返していくので

沢山受け取れるように長生きしてください。


2人の子供、お姉ちゃんの弟で

自分は本当に幸せ者です。


これからもよろしくお願いします。




後輩のみんなへ


関東リーグという舞台を残してあげれず

申し訳ないです。


言い訳に聞こえるかもしれないけど

四年生は後輩に関東リーグという舞台を残せなかった分


何か残そうとこの1ヶ月奮闘してきました。


自分もプレーや行動で示してきたつもりです

何か感じ取ってくれてたら嬉しいです。




何が足らなくて昇格できなかったのか


この先の答えをみんなで導き

強い農大を築きあげてほしい。


偉そうな事を言えない立場だけど

1つアドバイスとしては


今年のチームはどんな時もマイナスの発言が一切なかった事がよかったと思います。


なかなか勝てなかった時期も

無理してでも明るく

(大丈夫俺らならやれる)って

最後までブレなかった事。

そうみんなで言い聞かせた事が

連勝に繋がったと思ってます。




辛くても逃げるな。


逃げなかった自分が

今後の自分の助けに必ずなるから


応援してます。


 



大関 


毎日肩のテーピング

巻きあってくれてありがとう。


来年こそは頼んだ。




翔太


今年は怪我で苦しんだ分、

その思いを胸に必ずやってくれると信じてる。


ジェファ魂で頑張れ。




澪斗


澪斗ならできる。

1番期待してるよ。


やれるから。ブレずに。







マネージャーの皆さんへ


暑くて日焼けしちゃう日も

寒くて凍える日も

朝早く眠い日も

負けが続いてる日も


変わらず最高のサポートをしてくれた事


ボトルはいつだって満タンで

グリットをぐるぐる回る練習の時も

いつも自分の近くにボトルがあって

マネージャーの皆さんの頑張りの数々で

選手たちは熱い夏も乗り越えられました。


本当にありがとうございました。









同期へ


長くなってしまいますが、ここからは1人1人に簡単なメッセージを書きました。

同期のみんなは見てくれると嬉しいです。



天才肌でなんでもできるし、クレイジーで豪快な昴は一緒にいて本当に面白い。引退後は筋肉マン目指そうぜ。サプリ飲みすぎるなよ



達也 

こんなにドリブルがすごい選手初めてみた。

不思議ちゃんみたいな感じだけど人一倍優しい達也。ゲームのやりすぎには気をつけてね


かわし

どんな時も明るくチームのために頑張れる守護神。一緒に出る機会が多く本当に頼りにしてたよ。何度もカワシの頑張りに救われた。


まこ

真っ直ぐに努力できるまこ。いつもプラスの声をかけ続けてくれたもう1人の守護神。

いつも俺の事褒めてくれた事嬉しかったよ。



そうへい

農大1の筋肉マン。真面目でコツコツと頑張れる才能が肉体に現れてる。今後も筋トレの事沢山教えてくださいな。


かつや

夢に対して真っ直ぐに人の何倍も努力できるかつや。本人は当たり前というけど両立してやりきった、かつやは本当にすごいと思う。


ゆう

この学年を何度も笑わせてくれたお祭り男。

毎回学年のイベントが盛り上がり、楽しいのはユウのおかげです。企画班お疲れ様!


こうた

この学年で誰からもいじられ、同期から愛されてる男。絶対に怒らない器のデカさはすごいと思う。もう俺にちょっかい出すなよ笑


なおと

なおとの練習への姿勢はとても刺激になった。いつだって体を張り、走り続けてくれた俺らのエース。最後のゴール一生忘れない。


ひで

才能豊かな面白い男。1番付き合い長い。

ヒデがいて色々助かったし、沢山笑わせてもらった。ポジティブの域越えるなよ笑


ひかる

どんな人でもすぐ仲良くなれて、よく笑うゲラなひかる。でも試合は闘志溢れるプレーをしてくれた男。各駅での帰り道は忘れない。


かいと

クールで冷静な判断ができる海斗。でもチームのために闘う熱さも持ってる男。かいとの活躍が何度もチームを救ってくれた。


のぞみ

どんな時も笑顔で俺らを支え続けてくれた。

人のために4年間も頑張れたって本当にすごい事だと思う。ありがとう。


ゆいと

おしゃべりとスパイクと同期が大好きなゆいと。俺はゆいとの優しさで今年かなり救われた。紅白戦一緒に出れて本当に楽しかった。


まる

人の何倍も負けず嫌いで、ピッチでは圧倒的な存在感。なのにピッチ外ではとにかく喋るお茶目な男。丸とは思い出が多すぎます笑


あつし

誰からも愛される優しいオーラ全開のあつし。そして社会人チームを最後まで引っ張ってきてくれた。あと2つ。必ず昇格しよう。


たか

みんなから可愛がられてるたかちゃん。

甘えん坊キャラだけどピッチでは勇ましく見えた。走りも隣で頑張ってきてよかった。


むらけん

ずーとボール蹴ってるサッカー小僧。

でも誰よりも練習してた努力の天才。

ブラザー会はしっかりと来いよ笑


けいご

今年1番一緒にいたと思う。就活でなんでも協力してくれてありがとう。引退してもプリズン行かせてもらうね。買い物も行こな。


やな

東経戦のブロックは痺れたよ。照れ屋であまり口には出さないけどチームに熱い想いのある、背中で牽引し続けてくれた対人の鬼。


与儀

落ち込んでいる所をほぼ見たことない、陽気で明るい与儀ちゃん。会計という欠かせない重要な役割を文句言わずやり遂げてくれた。


山田

汗が止まらなくて、小さい事は気にしない豪快な陸。どこでもこなせる器用さはチーム1だと思う。これからの移動は電車も使えよー笑


だいち

格闘技とエスパとゲームが大好きで子供っぽい可愛さがあるだいち。でもピッチに入ればどこまでも走るし、いつも体を張れる本当に頼れる副将。いつもチームに何かあるとまずは2人で話したね。怪我しても諦めない姿勢本当にカッコ良かった。副将を和田と3人でやれてよかった。ありがとう。


和田

チームの事を1番に考え、自分を犠牲にしてくれた事も多くあったと思う。それでも常に向き合ってきてくれた和田。和田の存在がチームを何度も救ってくれた。「何か有ればまずは和田に」みんなそれほど頼っていました。副将をだいちと3人でやれてよかった。

ありがとう。


陸生

何があってもブレなくて、弱みは一切見せず最初から最後まで先頭で牽引し続けた陸生。

同期だけど心から尊敬してた。本当にすごいなって何回も思ったし、陸生の存在が原動力になっていた。心残りとしては陸生を昇格した代の主将にできなかった事。

でも陸生が主将のチームで本当に良かった。

ありがとう。






最後になりますが、16年間のサッカー人生でお世話になった、ジェファFC、JUNS SC、流経大柏、東京農業大学の指導者の皆様のおかげで楽しいサッカー人生を歩む事が出来ました。


本当にありがとうございました。






長く拙い文章でしたが、

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



次回の担当は


無尽蔵のスタミナでどこまでも走り、


今年の開幕戦でも見事なゴールを決めてくれた


頼れるガキ大将こと笹田大智選手です。


彼のチームに対する熱い想い、怪我で苦しんでいた時も最後まで弱音を吐かなかった男の熱いブログに期待です!!!!


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