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2020

四年生ブログ 石田明 〜まだ間に合う〜


農大名物イコクラッシュ!!!

触れてしまった際は回避不可能。

強靭な体の持ち主イコちゃんこと、井古田凌佑選手から紹介に預かりました!


石田明です!!


今回のブログは、

僕の中で出た1つの答え

について綴ります!


最近ハマっている漫画ブルージャイアントの主人公、宮本大のように正直にストレートにいきます!!


それではスタート!!






【まだ間に合う】





「一年生のころがピークだったね。」

「丸くなった?」

「らしくないね。」

「おまえは誰だ?」

「最近どうした?」

「大人しくなった?」


大学に入学して日が経てば経つほど、こんな言葉をかけられることが多くなった。



わかってる。わかってる。自分が1番よくわかってる。

大学入学当初のように物凄いパワーで獣のようにギラッギラしてピッチに立つのが石田明だ。そのギラつきをどんどん失っていることを。



心の底から湧き出る熱がだんだん冷めていく。自分の中で大切にしていた感情が日を追うごとに消えていく。



ピッチ上で「ギラつき」が消えていく。



苦しかった。怖かった。心が反応していない中でサッカーをするのが。無の感情でサッカーをしている自分が。

そして何よりなぜこんな状況に陥るのかわからなかった。



長い間サッカーをやってきて初めての経験で解決策が見出せなかった。何が原因で具体的に"何を"すればギラつきを取り戻せるのか答えが出ないまま毎日を過ごしていた。






そのずっと探していた"何を"の答えがつい1ヶ月ほど前にでた。




"いないなら作り出す"




振り返ると僕には中学の頃1人の最大のライバルがいた。大学入学当初、ポジションを争う多くのライバルがいた。


日々の練習でその人に勝つことだけ考えてプレーしてた。その人より一歩先へ、一歩先へ。その人に勝つことに必死で毎日本気だった。だからこそ負けたら心の底から悔しかった。でも明日は絶対に勝ってやると、それをパワーに変えてサッカーを楽しんでいた。


僕にとって

勝つか負けるかやるかやられるか

そんな存在は僕をギラつかせ凄まじいパワーを生み出す。そしてピッチ上の石田明を作り出していた。


これまで僕にとって幸いなことに、常にピッチ上に本能的にこいつにだけは負けたくないと思う存在がいた。それが大学に入り学年が上がるにつれ減っていった。



ドリュー・ヒューストンはこう言った。

「自分に刺激を与えてくれる人と一緒に過ごすということは、自分に才能があることや一生懸命に仕事をすることと同じくらいに大切である」と。


これはピッチ上の僕にとって大きく当てはまる。僕には刺激的な存在が必要なんだ。


そんな存在は僕に1人では到底生み出すことのできない物凄いパワーを生み出す。僕をギラつかせ全く別人にしてしまうほどのパワーを。



そんな存在がいない時は自ら作り出すしかない。ピッチ上で自分の目の前に立つ相手をターゲットに、そいつにだけは絶対負けるな。と自分に言い聞かせて徹底的に勝負にこだわる。

これを毎日毎日ピッチ上でやり続ければ、心が反応してくるはずだ。



これがずっと探していた"何を"の答え。




残された時間は僅かだか答えは出た。やるべきことが明確になった。

とことん思いっきりやってやる。

ギラつきを取り戻す。

ギラギラじゃなくてギラッギラした石田明でピッチに立つ。



まだ間に合う。



次回のブログ担当は、お笑い芸人とシンガーソングライターの二刀流で活躍する稲見新太選手です!

小学校のころの作文で金賞をとるほどの表現力の持ち主は何を綴ってくれるのでしょうか!?

お楽しみに!!


WRITER:石田明
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