見た目の怖さだけで新人担当に抜擢されてしまう強面コンビの相方である「西海洋介」（武相高校出身？？）から紹介に与りました。
本日は、３６０度どこからみてもアイドル。農大のイマドキ革命ボーイ。背番号３９番、昼間雄介が担当させていただきます。
角川→円谷→中野→西海→昼間→福本の6日続きで、楽しみすぎて寝れていない人がたくさんいると思いますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
それでは、どうぞ！
〜I'm not alone.〜
「試合に出て活躍したい」
サッカーをしていれば誰もが1番に思う事だろう
みんなと同じように私も強く思っていた。
ただ、その思いがいつからかおかしくなり常に自分を優先してしまっていた
自分が試合に出場し続けるためにプレーをし、自分が試合で活躍することだけを考えてプレーしていた
みんな試合に出場して活躍したいし、当たり前の事だと思う
だが、自分勝手すぎてチームの事が後回しになり、くだらない考えを持っていた。
正直、１、２年の時は自分が出場していない試合は負ければいいと思っていた時期もある（本当にすみません）
今はそんなこと全く思ってないから大丈夫です。
自分が出ている試合で負ける事以外では、チームの事を考える事はなかった
１、２、３年の時は自由にプレーしてきた
自分が試合に出ることに集中しすぎて、余裕がなかったのだ
去年、関東リーグから東京都リーグに降格が決まり、一個上の先輩が引退して、最上級生になった。
１２月、最上級生になり初の公式戦である天皇杯予選に向けて前日練習をしていた時のこと
それまでスタメンで出場していた私はメンバー外になった
その時は何故外れたのか分からなかった。
次の日もその次の日もメンバー外になった理由が分からずにいた
そんな中、全体ミーティング後に監督の三浦さんと二人で話した際にこんな事を言われた。
「お前には責任感がない」
この言葉が心に刺さった。
今までの自分の言動を振り返ると的確すぎた
最上級生としてチームを引っ張れるプレーではなかった
最上級生としての立ち振る舞いではなかった
こんな簡単な事に気づけなかった自分が情けない。
自分の甘さを痛感させられた。
最上級生としての自覚と責任を持ってプレーしないといけない。
チームに対する思いを改めさせてくれた監督の一言だった。
後輩たちのためにチームを関東リーグに昇格させたい
最後は全員で一緒に笑顔で終えたい
残り１年は必ずチームの力になり、チームのことを考えて行動しようと思った。
この時はまだあの悲劇を予想もしていなかった。
１月のオフが終わり、新シーズンが始動してわずか１１日しか経っていない日のことだった
私は練習試合の際に右膝を怪我した
普段からあまり怪我しないタイプだったので、今回もすぐ復帰できると思っていた
しかし、病院に行くと「前十字靭帯断裂」という全治8ヵ月の怪我だった。
みんなこの日をこう呼ぶ「前十の悲劇」
サッカー人生のラストシーズンで大怪我をしてしまった。
唯一、私が全力で楽しめるものがサッカーだった。それを奪われた気がして本当に辛かった
当たり前にしていたサッカーが出来ない日々が悔しい
後輩たちのためにも、チームのためにも関東リーグへ昇格する力になりたかった
プレーでチームを引っ張りたかった
チームのために闘いたかった
しかし、復帰してプレーで力になれる可能性があるのは1ヶ月程。プレーが出来ない分、応援で力になるしかなかった
仲間の応援が選手にとってどれだけの力になるかを知っている。だからこそ必死で応援したいと思った。
チームのため、仲間のためにこんなに応援しているのは初めてかって位、今年は応援している
それが当たり前だけど、今までの私には当たり前じゃなかった
変なプライドがある自分勝手な人間だったが今は違う
農大が点を取ると自分が決めたくらい嬉しい。
点が決まり喜びすぎてグラウンドに入って怒られることもあった。
勝てば素直に嬉しい。負ければ悔しい。
応援をしていて、その思いが自然と表れる自分がどれだけサッカーが好きか。チームが好きか。
どのくらい好きかというと、
岡部歩夢にとってのタピオカくらい大好きだ。
みんなのプレーしている姿をみるとサッカーがしたくなる
怪我なんてしたくなかった
ただ、起きてしまったことは仕方ない
「過去は変えられないけど未来は変えられる」
心の中にいるリトル昼間が教えてくれていた。
しかし、思っていても身体は正直だった
これまでのサッカー人生において大怪我をしたことが一度もなく、長い時間リハビリすることがなかった。
そんな私にとって同じリハビリを毎日繰り返すことが今までの人生で一番苦しい経験だった。
毎週木曜日にルーム来いって言われることがどれだけ恐ろしく、憂鬱で苦しいか（徳永トレーナーすみません。笑）
だが、そんな気持ちが薄れる時があった
何故だろう？今の私には何が必要なのか？
そう考えた時、側にはいつも"仲間"がいた。
リハビリの苦しさを飛ばしてくれる心強い"仲間"がいた。
"仲間"に会える毎日がとても幸せで元気を貰っていた。
練習に行くのが楽しみで仕方なかった。
みんなと一緒にいると自然と笑顔になれる。
その中でも４年生といる時間が最高に楽しかった。
一人のせいでいつも真面目に話せない学年ミーティングの途中でコソコソやるウイイレ
空き教室でやるウイイレ
練習後に３、４時間グダるご飯の後にやるウイイレ
１人だけ来ない学年飲みの後には出来ないウイイレ
ノリでやる奢りジャンケンのために中断するウイイレ
帰りの電車でやるウイイレ
銀のエンボロが強いウイイレ
ウィレじゃなくてウイイレ
この他にも数え切れないくらいウイイレの思い出がたくさんある。
この4年間、ウイイレの思い出しかない。
ウイイレ大好き。
KONAMI万歳！！
もうええわ。
ウイイレではなくちゃんとした思い出の方が多いです笑
私は普段の何気ない生活で"仲間"に支えられていたのだ
"仲間"がいなければ乗り越えられない事がたくさんあった。
"仲間"がいなかったらあの日から立ち直れなかったかもしれない。
"仲間"がいたからこそ今の私がいると思う。
だから今まで支えられた分、今度は私が支えられるようになりたい。ってかなる。
最上級生としての責任がある
まだプレーではみせることが出来ていないけど、復帰して残り１ヶ月でそれを証明してみせる
残り１ヶ月、未来を変えてみせる
８ヶ月サッカーが出来なかった。その悔しさがあるからこそサッカーが出来る１分１秒を全力で楽しむ
もちろん、常にチームがあっての自分がいることを忘れずに。感謝の気持ちを忘れずに
そして最後、絶対に目標を達成する。
後輩のみんなへ
後輩のみんなには仲間をもっと大切にして欲しい。今思ってる倍以上、もっと大切にして欲しい。俺は仲間の大切さを怪我を通して改めて知ることができた。４年間はあっという間に終わってしまう。だからこそ何でも話せる仲間になって欲しい。
引退する時には仲間がみんなで良かったと、農大サッカー部に入って良かったと、全員が胸を張って言えるようになって欲しい。
そして、全員で良いチームを作ってください。
それと8ヶ月サッカーが出来なかった怪我人の長から１つ
怪我しないのが一番だけど、いつ怪我するか分からない。いつサッカーが出来なくなるか分からない。
だからこそサッカー出来る今をもっと楽しめ！！
今、サッカーが出来る喜びを存分に感じて欲しい。
そしてサッカーが出来ている事に感謝すること。家族にも、環境を作ってくれている人にも。もちろん、指導してくださっているスタッフの方々にも。
自分一人の力ではサッカーが出来ない事をよく考えてプレーしてください。
常に感謝の気持ちを持っていればプレーにも重みがでて自ずと責任感も出てくるのではないかと思います。（三浦さんに責任感がないって言われたお前が言うな）
マネージャーへ
どれだけ暑くても、どれだけ寒くても、選手のボトルを作ってくれてありがとう。
毎回アイシングの袋を二重にしてくれてありがとう。
夏の試合でマネージャーがいなかった日に仕事の大変さに気付かされました。いつも本当に感謝しています。これからも選手たちのサポートを宜しくお願いします。
家族へ
今まで何一つ不自由なく生活させてくれてありがとう。大学までサッカーを続けさせてくれてありがとう。怪我をして、サッカーでの恩返しが最後の最後で出来なかったのは残念だけど、次のステージで必ず恩返しします。
これからも宜しくお願いします。
４年生へ
文章では伝えきれないくらい、みんなには感謝しています。学年飲みで泣いちゃうくらいみんなが大好きなんです。
史上最悪の代とか言われてた頃が懐かしいって言えるように最後は絶対に関東リーグに昇格させて、かっこよく引退しよう！
中野は高校の時から７年間ありがとう！
次こそは中野の奢りでご飯行こうね。俺と歩夢は中野のためにバイトしてるんじゃないからね。まったく。
最後に
来週の試合、絶対に勝ちましょう！
部員、マネージャー、スタッフ、OBの方々、保護者、農大関係者全員で闘って参入戦行きましょう！！
以上。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日のブログは、じゃんけんの最中に足首を骨折してしまうジャバ・ザ・ハット（スターウォーズのキャラクター）こと、「福本拓実」です。惑星タトゥイーンに本拠を置いている組織"ハット・カルテル"の首領である彼のブログをぜひお楽しみに！！
