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2021

都リーグ第26節vs亜細亜大学

☆10月16日☆


日頃より東京農業大学農友会サッカー部を応援してくださっている皆様に心より感謝申し上げます。

本日のブログは3年マネージャーが担当させて頂きます。


まず初めに、新型コロナウィルス感染症の収束のためにご尽力を頂いている方々に深く御礼申し上げます。


先日、第54回東京都大学サッカーリーグ 第26節亜細亜大学戦(最終節)を行いました。

〈スターティングメンバー〉

GK:千葉

DF:上野 佐々木陸 井上昂 柳谷

MF:細田 村井 大関 小野

FW:三富 江井


〈サブ〉

GK:川島 

DF:山田 瀬戸山 

MF:鈴木高 藤井建 丸山

FW:鈴木直


〈交代〉

後半30分

OUT 15番 三富→IN 8番 丸山

後半38分

OUT 18番 江井→IN 9番 鈴木直

OUT 10番 小野→IN 36番山田

後半41分

OUT 12番 上野→IN 4番 瀬戸山

OUT 6番 大関→IN 20番鈴木高


〈試合結果〉

前半 2-0[村井(細田)、細田(小野)]

後半 2-0[江井(小野)、鈴木直]

結果 4-0

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今回のインタビューは、メンバー入りをしていた4年生計13人の超ロングインタビューです。


Q,今年の都リーグを振り返ってみてください

【佐々木陸】まずはこのような状況化の中、リーグ戦を開催するにあたりご尽力頂いた沢山の方に感謝したいと思います。ありがとうございました。

リーグ戦の期間を通して、苦しい時期もあれば、連勝を重ねられる時期もありましたが、どんな時もブレずに自分たちがやって来たことを信じて全員で進んで来れたことは誇りに思います。

部員の多くがサッカープレーヤーとしてはもちろん、1人の人間として大きく成長できたと思います。


【井上昂】前半戦は特になかなか勝ちきれず、苦しい戦いが続きましたが、その中でも自分たちがやってきたことを信じて練習から高い強度の中でやり続けることができた結果が、後半戦の連勝に繋がったと感じています。また都リーグのメンバーだけでなく、全選手が誰1人諦めることなく最後まで自分たちを信じて応援し続けてくれました。それが、とても大きな力になり、最終節は本当にチーム全員で掴み取った勝利だというふうに感じました。


【瀬戸山】東京農業大学が大きく成長できたシーズンだったと思います。


【柳谷】前期に苦しみましたが、試合を重ねるごとに成長を感じました。


【山田】前期はなかなか結果が残せず、苦しい期間が多かったですが、全員が結果を受け止め、逃げずに立ち向かったことで個人としてもチームとしても成長し結果もついてきたシーズンだったと思います。だからこそ、最後は昇格し、全員で笑ってシーズンを終えたいです!


【小野】全体的にレベルが高い中で、例年より得点を取ることができ、農大の課題の得点やゴール前の質を高めることができたと感じています。


【村井】前期は上手くいかないことが多く、結果も出ず、非常に苦しい時間が続きました。それでも、自分たちはぶれることなく、戦い続けたことが後期の追い上げに繋がりました。


【丸山】コロナウイルスの影響もあり、連戦が続きましたが、連戦だったことで、色々なことを感じ、成長できたリーグ戦だったと思います。


【細田】まさに激動のシーズンでした。

13チーム中2位以上が昇格戦に進めるという厳しい条件の中で、前期が終わった時点で10位でした。昇格どころか残留すら危ういのでは?と思う人も多かったはずです。そこから一つずつ勝ちを積み重ね、最終節終了時点では暫定1位となりチーム力が出たシーズンだったと思います。

また、前期は様々な影響から試合が出来ない期間もあり、改めて試合の出来る環境に有り難さを感じました。この場をお借りして運営の方々にお礼を言わせて頂きたいです。本当にありがとうございました。

そして、他力ですがまだ昇格のチャンスがあります。こんなにも最後まで混戦になる程のハイレベルなリーグ戦を戦い抜き、あとは祈るだけと言う状況まで来ました。

自分達が昇格に値するチームであると証明する為にも、運を手繰り寄せる行動をします。


【三富】シーズンが始まる前から、今年のチームには手応えを感じていたのですが、とにかく前期は結果が出ませんでした。

なんで勝てないんだ、なにが足りないのか、しんどい時期でした。3ヶ月勝ててない状況はさすがにキツかったです。

その中で、やってきたことは間違ってない、継続するしかない、焦れないということで腹を括れたことが後期の連勝に繋がったと思っています。

特に連戦時は勝てる雰囲気がずっとあって、試合をしてても楽しかったしチームの成長も感じることができました。

絶望的な状況だったけど、4年中心に諦めないで闘うことができて良かったです。


【鈴木高】序盤はなかなか勝てない時期が続きましたが、四年生中心となって連勝でき右肩上がりに最終節まで闘って来れたのでよかったです。


【鈴木直】毎試合悔しくて仕方がなかったです。


【川島】今年もコロナ禍の中リーグ開催に向けてご尽力して頂いた方々、医療従事者の方々あっての私達のリーグ戦だったと思います。難しい状況やゲームが多かった中ここまでよく闘ったと思います。


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Q,今年から意識的に取り組んだことはありますか

【佐々木陸】チームとしては「走る、闘う」の基準を上げることです。

個人としてはチームに不具合が生じたときに自分の一声で素早く軌道修正させる為に頭は冷静で居続ける事です。


【井上昂】サッカー面というよりは普段の毎日の練習に向かう姿勢、準備、ひとつひとつの試合に対する負けたくないという強い気持ちが、今年は特に強くなったと自分で感じています。


【瀬戸山】どんな状況、立ち位置であれ常にチームの力になる行動を発信し自らも行動し続けることです。


【柳谷】沢山の事に感謝して取り組みました。


【山田】自分の置かれた立ち位置を受け止め、置かれた場所で上級生として、4年として自分なりに引っ張ることを意識していました。


【小野】個人としては怪我をしないように練習前、後のケアを行いました。


【村井】去年のシーズンとは違い、ボランチとして出場機会を頂くことが多く、よりボールに関わることを意識していました。


【丸山】例年通り、1日1日を後悔せず過ごすことを意識してました。


【細田】僕自身が意識したのは、チームに対してと自分自身に対しての二つです。

一つ目は声です。

声を出すという事は思った以上に自分達の士気を高めることが出来るし、相手に圧力を掛ける事が出来る。

この事を理解してからは意識的に声で気持ちを表現する様になりました。

二つ目は我慢する事です。

僕は勝ちたいと思うプレーが独りよがりなる事が多かったので、チーム為に自分の特徴を最大限に活かすと言う事を意識しました。

この二つは当たり前で簡単な事かもしれませんが、無意識に出来る様になるまでにかなり時間がかかった印象です。



【三富】とにかくチームのために走ること。これを1番意識していました。自分は去年トップにすら絡めなかったので、後悔しないためにも試合に出るために死ぬ気で練習からアピールすることを意識していました。

まずはチームのために走り、その中で自分の良さを出そうというスタンスでやっていました。


【鈴木高】まず自分のプレーよりも走ることです。


【鈴木直】ゴールへの動きだしの部分です。コーチの児玉コーチからのアドバイスをたくさん頂きながら試行錯誤して取り組みました。結果としても現れたので良かったです。


【川島】今年から意識的に取り組んだことは主に2つです。1つ目は周りを巻き込むことです。特にGK陣にはなりますが、自主練や筋トレなど自分の行なっていることなどを後輩GKと一緒に巻き込んでトレーニングすることに取り組みました。2つ目は、想いを口にすることです。私は想いを自分の中で溜め込む癖があり、3年時にはそれで中々うまくいかないことがありました。なので今年は想いを口にして周りに伝えることを意識的に行いました。


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Q,印象に残っている試合はありますか

 また、理由も教えてください

【佐々木陸】最終節の亜細亜大学戦です。

出ている選手だけでなく、応援に来てくれた仲間と全員で勝利を掴めた為です。


【井上昂】後期の國學院大学戦です。

連勝のきっかけとなった試合だったことや、自分のゴールでチームを勝たせることが出来たこと、それになんといっても勝利する喜びを久々に感じることができた試合になり、チームがひとつになった瞬間だったと感じたからです。


【瀬戸山】後期の國學院戦です。

あのゲームから連勝する事ができましたし、勝つことの難しさや嬉しさなどがとても感じられた試合だったからです。


【柳谷】最終節の亜細亜大学戦です。

ピッチ、ベンチ、応援、保護者の方の一体感が最高でした。


【山田】9月29日の東京大学戦です。

理由としては、個人として今シーズン初めてリーグ戦に関われた試合で最後まで諦めずに取り組んだ結果が少しだけ報われた気がしたからです。


【小野】後期の東京経済戦です。

連勝が止まってしまい悔しい試合でしたが、自分達がまだまだ甘い基準でプレーしていたことに気づかされました。


【村井】後期の成蹊大学戦です。

絶対に負けられない試合で、同点で残り15分くらいで、PKを決めることができたからです。あの独特の雰囲気を味わえたことに感謝しています。


【丸山】都リーグ最終節の亜細亜戦です。

理由は、4年生中でも、リーグ戦に出たくても出れない選手や、怪我をしてる選手、いろんな思いを持った選手がいる中で、4年生全員が同じ方向を向いて、最後ピッチに立っていた4年生全員が仲間の思いを背負って、ゴールを奪った、4点目のシーンがとても印象に残っているからです。


【細田】最終節の亜細亜大学戦です。

この日は亜細亜大学さんの協力により、部員と保護者の入場が可能になりました。こんなにも観客の多い公式戦は今シーズン初で、自分の中の多くの感情が起こった試合でした。

その中で、自分達のやるべき事は観ている人が感動する試合をする事で、実際に綺麗な内容では無かったですが、泥臭くハードワークした結果4-0で勝利を収め、リーグ戦を良い形で終わらせる事が出来たと思います。

そして試合が終わり全員の前に挨拶に行く際、自然と涙が出てきました。

これは青学戦の悔しさとは違い、「チームの為に」と言う想いからの涙だった気がします。



【三富】後期の國學院戦です。

3ヶ月勝ててない状況で、本当に負ければ終わりのときに先制されてしまい、その中で自分のゴールで追いつけて、逆転勝利をすることができ、その後の連勝記録に繋がったからです。

あの勝利が、今年の農大において本当に大きかったと思います。


【鈴木高】最終節が特に印象に残っています。部員や親御さんも見に来てくれて素晴らしい応援の中、特に最後の直人の点は四年生の気持ちが1つになったと感じることができたゴールでした。短い時間でしたが四年生と一緒にサッカーを存分に楽しむことができました。


【鈴木直】最終節の亜細亜大学戦です。

ピッチに立った時、スタンドにいるメンバーには入れない4年生メンバーからの声援を聞いた時涙が溢れそうになりました。

悔しい想いをしてる彼らの分も死ぬ気でプレーしないといけないという気持ちになりました。

歓声が自分をどれだけ奮い立たせてくれるか改めて実感しました。


【川島】最終節の亜細亜大学戦です。ラストのフィールドは四年生だけでした。4年間を共にし、辛い時期もあったり、個々の悔しい想いなどもありながら同じ方向に向かって4年間を闘っていたので最後ピッチに4年生だけになった時に色々なことを思い出し、本当に嬉しかったです。


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Q,これから頑張っていく後輩に向けて伝えたいことはありますか

【佐々木陸】監督、スタッフ、マネージャー、仲間、家族など沢山の人の力でサッカーができている事、サッカーよりも大切な事がたくさんある事を心の底から理解してほしいと思います。

そうゆう選手が目標を達成するし、チームを勝たせる選手になると思っています!


【井上昂】チームの為、仲間の為にという強い気持ちがあれば自分の力は何十倍にも大きくなると思います。今までの自分の立ち位置や背景などは様々あると思いますが、最後に最高の仲間と喜びを分かち合う為に、今日という1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。そして何よりも大好きなサッカーを思う存分楽しんでほしいです。


【瀬戸山】来シーズンは試合に絡んでいたメンバーが多く抜けます。

これは来年も残る下級生には大きなチャンスだと思うので仲間のために走れる農大。強い農大を築き上げて欲しいと思います。


【柳谷】後悔しない為にやるべき事をやる。

チームメイトの意見を大事にする。

サッカーできる環境と仲間に感謝する。頑張ってください!!


【山田】チーム全体としては、今までチームで積み上げてきたことが少しずつプレーに現れてきていると思うので、もう一皮成長するために現3年生を中心にさらに積み上げ、結果として示してほしいと思います。

個人個人としては、それぞれのカテゴリーや立ち位置があると思うけど、自分の置かれた場所で成長し続けてほしいです。

その姿をみてくれるし、チームとしても個人としてもプラスに働くときが必ずきます。



【小野】特に横の繋がりを大切にしてください!試合に出ている出ていない関係なく、本音でぶつかればぶつかるだけ仲間への想いが強くなり、チームの雰囲気も良い方向に向くと思います。


【村井】自分を信じることは忘れないで欲しいです。


【丸山】僕たちの想いは、全て今までの言動や立ち振舞いで示してきたので、僕たちの言動、立ち振舞いを見て感じとって欲しいなと思います。


【細田】自分のプレーに責任と自覚があれば立ち位置なんて関係ない。と言う事です。

僕自身ずっとTOPチームにいる選手ではなかったので、試合に出れない悔しさと苦しさを理解しているつもりです。その中で上級生になって多くの試合に出させて貰うようになり、チームの為に闘うプレッシャーも経験しました。

両方を経験した僕から言える事は、自分自身の立場や立ち位置なんて関係なく、そこに想いがあってその想いが強ければ強いほど、選手としても人としても成長できると感じました。

その選手の数が多いほど良いチームなのではないかと思いました。

だからこそ、自分自身にベクトルを向けて常に高みを目指し続けて欲しいと思います。


【三富】どんなに苦しい状況でも諦めないで欲しいです。

自分も、試合に出るのを諦めかけたこともありましたが、絶対に這い上がってやろうと試行錯誤したことが、人間的な成長にも繋がりました。

自分にベクトルを向けて行動すれば、何かが変わると思います。人のせいにするのは本当にもったいないです。

可愛い後輩達の活躍をとても期待しています!!


【鈴木高】1.2年生は大学に入ってから応援ありの試合がない中でなかなか感じづらい部分も多いと思いますが、それでも仲間を含め応援してくれる人たちがたくさんいるということを肝に銘じて想いを背負ってプレーすることが大切だと思うので頑張ってください!


【鈴木直】どんな立ち位置でもとにかくギラつき続けることです。

必ずチャンスは来ます。必ず。

そのチャンスが来た時にやってやる。という強い気持ちを毎日持ち続けること、そしてその強い気持ちをさらに上乗せしていくこと。悔しい時にへこむ時間ほど無駄な時間はないです。

「悔しければやれ。」

自分に言い聞かせてやって欲しいです。


【川島】一生懸命になることがとても大切です。何かに一生懸命になれる人間は強いです。そして誰かのために一生懸命になれる人間はもっと強いです。今やっていることに一生懸命になってみて下さい。必ず素晴らしい4年間を過ごせると思います。


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*マネ目線*

長いようであっという間に最終節を迎えたリーグ戦。多くの方々のご支援のおかげで走り切ることができました。応援ありがとうございました。

また、亜細亜大学さんをはじめリーグ開催に関わる方々にご尽力いただき、一部制限付きでの観戦をさせていただきました。ありがとうございました。



読んでいて胸が熱くなるインタビューのあとに恐縮ですがマネ目線始まります...。


昇格戦参入がかかった大事な最終節。

私の気持ちからなのか、選手たちがいつも以上に緊張していたり、集中しているように思えました。

今回ベンチに入っていた4年生のマネージャーは会場の最寄駅から試合開始までずっとそわそわしていて、呼吸が浅く、うまく酸素を取り込めていないようでした。


応援に来た部員、保護者の方々などで徐々に応援席が埋まり、ボルテージが高まり、声は出せませんが、コロナ禍以前のみんなで応援するぞ!という雰囲気を久しぶりに感じられ、懐かしさでじーんと心が温かくなりました。



試合が始まり、多くの方が見守る大事な試合という緊張からなのか、前半22分頃の給水タイムまでボールが繋がらず、高く蹴り上げたり、セカンドボールの取り合いなどが続き、ピッチ内が落ち着かず、思うように試合を展開できていませんでした。


しかし、給水タイムが明け前半25分試合が動きます。

〈1得点目〉前半26分

自陣ペナルティエリア手前で三富選手が球際にしっかりと入り、江井選手がハーフラインまでボールを運び、左サイドハーフの小野選手へパスを出します。小野選手は得意のドリブルで一気に相手ゴール前まで駆け上がり、右サイドを走ってきた細田選手へパスを出します。近距離でしたが、細田選手から少し強めのラストパスに村井選手が膝で押し込みゴール。

〈2得点目〉前半30分

こちらも大関選手の体を張った球際のプレーから、江井選手が前向きでボールを拾い、江井選手の内側から追い越した小野選手にパスを出し、クロスを上げるかと思われたところをペナルティラインの上を転がるグラウンダーのパスを出し、フリーになっていた細田選手がボールを止めることなく直接左足を合わせてゴール。

1,2得点ともに球際のプレーから、素早い切り替え、ボールを前へ運ぶこと、サイドの駆け上がり、逆サイドへの転換、1人でも多く攻撃に参加しようと走ることを全員が意識していたからこその得点ではないかと思いました。

飲水タイム後から農大が主導権を握り前半は2-0で折り返します。


後半に入り30分が経過したころに農大が追加得点を挙げます。

〈3得点目〉後半31分

途中出場の丸山選手が落ち着いてヘディングでボールを跳ね返し、江井選手が胸トラップで落としたボールを村井選手が左にいる小野選手が走ってくるであろうスペースにパスを出します。

小野選手の持ち味であるボールキープ力が光り、ゴール前で時間を作り、キーパーをかわしたところでゴール前でフリーになっていた江井選手にパスを出しゴール。

〈4得点目〉45分+5分

ペナルティエリア左端から村井選手→鈴木(直)選手→鈴木(高)選手→細田選手へと短いパスを繋げながらペナルティエリア右端へボールを運び、細田選手から再び鈴木(高)選手へボールが渡ると後ろからくる相手をするりとかわし、ペナルティエリア中央の鈴木(直)選手へパス。まだ相手の壁が分厚かったため、ペナルティエリア外にいた丸山選手へ鈴木(直)選手からボールが渡り、丸山選手からゴール前で体勢が整っていた鈴木(高)選手へ。鈴木(高)選手は相手の股を通すシュートを打ちましたが、相手キーパーに一度弾かれます。しかし、これを見逃さなかった鈴木(直)選手がこぼれ球を押し込みゴール。


4-0で試合終了です。



選手の手足に巻かれたテーピングから、どんな環境でどんな強さで選手たちがプレーをし続けているのかが伝わってくると同時に、選手たちの気持ちやプライドなど様々なことが感じられました。

この試合で終わりたくないですが、一先ずお疲れ様と声をかけてあげたいです。


試合後の挨拶が済んでからベンチに戻った時、選手たちは抑えていた感情が溢れ出していました。その感情は喜びであったり安堵感、達成感はもちろん、悔しさも。

観戦に来てくださった保護者の方と写真を撮って、お疲れ様、よくやったという言葉に、照れ臭そうにしながらもその言葉を噛み締めている選手がいたことがとても印象的でした。

様々な感情が入り交じる中、リーグ戦は終了しました。


色々な形でチームに関わり、どんな形でも優劣など決してなく、みんなと一緒になって一つの方向を向いて目標を達成しようとしていく姿、過程に意味があると今年の部活動から学びました。

特に今年の都リーグはその過程が素晴らしく、今後の自分自身のためになりました。


目標達成の過程でうまく進み続けられることはなく、苦しいことが必ずあります。

試合で例えると負け続けたり引き分け続けたり。

その状況を打破するために、苦手なことだけれど、試行錯誤して実行し続けたこと (練習前に筋トレをしてみる、いつもより周りを見て共有してみるなど) が1つでも習慣化して自分のものになったら強くなれていると思います。

し続けることが大事だと思います。

周りと同調しすぎず、メリハリをもって、自分の課題に真摯に取り組む大切さも。

今年の4年生がプレーを通して教えてくれました。

それはマネージャーにもしっかり伝わりました。



1年生のマネージャーが

4年生とは、たくさん会話をしたわけではありませんが、振る舞いや発する言葉1つひとつが自分よりも大人で見習うところがたくさんあると言っていました。

また、たった半年しか一緒ではなかったが、こんなに胸が熱くなる試合を見せてくれる4年生はすごいとも言っていました。

1年生のマネージャーは部活が大好きだそうです。

私も大変なことがあっても、選手の変化が見れる部活大好きです。



幸いなことに、部員よりも多く実際に都リーグを見ることができ、直接見れない部員に何か還元できないかと思いますが、少し難しいためブログを読んでくれた部員に26節の都リーグの記憶と私の文字から色々なことを感じ取ってほしいと思います。


口開いたら試合の話をすることが多いですが、試合中のこと、サッカーの詳しいこと知りたいので話してくれると嬉しいです。


その場にいるような感覚になれるブログを目指して努力を続けていきます。



大変分量の多いブログになりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


今節も応援ありがとうございました!

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