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2020

四年生ブログ 菅又勇人 〜ハードワーク〜


元米子北のスーパーサブの彼とは1年生の時、

よく練習試合のメンバーから外れて、

ゴール裏で練習した悔しい日々を乗り越えた仲です。

そんな倉本峻太選手から農大の柱と紹介に預かりました。



細柱、首曲がりの呼吸、一ノ型2度追い

のマティーこと菅又勇人です!!



それではスタートー!



〜ハードワーク〜



まさか、卒業ブログを病院のベッドの上で書くなんて思ってもみませんでした。


小学6年生の時の東日本大震災。

高校3年生の時の内側側副靱帯損傷。

大学4年生の時のコロナウィルスの影響で失った半年。

そして現在、蕁麻疹による人生初の入院。


何でこのタイミングでって毎回思います。


もし、サッカーの神様がいるなら恨みます。



ここまでがんばってきたのに情けないなぁ。

何してんねん俺。

でも、今週の最後の試合には絶対復帰して見せます。

入院してたのって思われるくらい走ります。

社会人リーグ昇格決めます。



病院めっちゃ暇だから、

真面目で有名な僕は卒業ブログ3本書きました。笑



その中の1本を選びました。



前置き終了。本当にスタート!




僕の思考は基本的にネガティブから始まる。




自分を客観的に見た時にテクニックもないし、フィジカルも弱い、足も速いわけではないし、天性の才能があるわけでもない。



でもサッカーって、そんなの関係ないよね。



11人もしくは部員全員にそれぞれいいところがあって、弱点もあって、そこをみんなで補える最高のスポーツだと思う。


そうじゃなかったらとっくにサッカーなんてやめている。



自分がチームのために何ができるかを考えた時にハードワークすることしかできなかった。


だから、それをやることに迷いはなかった。


というかそれをやるしか生きていく道がなかったと思った。


一年生の時はハードワークすら出来なかったけど。



でもチームのために、仲間のために、練習でも試合でも全力で走り続けた。


走り方がダサくても誰がどう見てもバテバテでも。


泥臭く。


それは自分の成長のためでもあった。


自分はサッカー下手くそだから走るしかないでしょ!

自分が下手くそなら下向いてる暇なんかないでしょ!


僕の思考は常にそんな感じだ。

ネガティブな思考だけどポジティブな行動をしてた。


農大の守備の仕方がわからない時にはとりあえず走って、何十回やって何回か正解だったタイミングを覚えていった。


こぼれ球は全部詰めた。ボールがこぼれてこなくても。


わからないんだったら質より量でやるしかない。

できない、無理だって、諦めてる時間とか落ち込んでる時間ってめっちゃもったいないって思うから。



そんなことを4年間ずっとやり続けていたらそれが自分の武器になっていたし、

できない事ができるようになっていた。



後輩から

マティーは1年生よりルーキーなプレーするよねって、


はやとくん今日は何度追いするんですかって、


愛のあるいじりありがとう。


このいじりをしてる後輩もだんだんハードワークするようになってきたよね。




いつの間にかハードワークのイメージが自分に定着していた。



やり続けるって本当に大事だ。

これが積み重ねか。

積み重ねは自信になるし、

周りからの信頼にもなるって確信した。




ちょっと話は変わるけど、



「選手やりながら主務やるのって大変じゃないの?」

って、よく聞かれる。


答えはもちろん当たり前のように大変だ。


でも僕は人のために何かをすることが向いてる人なんだと思う。


例えば、


自分がゴールを決めるのと同じくらいプレスバックして、みんなにナイスって言われるのが嬉しい。


ざねにマティーの守備助かるって言われたりするのも嬉しい。


主務でチームを支えてるってことに充実感も感じていた。


よく考えたら、主務やって月曜のオフ無くなってたからオフの日もハードワークしてたな〜。

はじめやひなたにはよく主務の愚痴を聞いてもらった。

相談できる同期がいるって大事。



主務をやったからこそ本当の意味で

サッカーをするための当たり前の環境を準備する大変さを僕は知ることができた。



学連、マネージャー、スタッフ、家族、チームメイト、多くの人の支えで僕達がサッカーをするための環境は作り出されている。


自分の為にサッカーするのも大切だけど、

誰かの為にするサッカーはもっと力が発揮できて、

勝った時の喜びも大きいって思う。


「支えてくれる人に感謝してサッカーする事」は本当に大切だと実感した。



ノブもブログでそんな感じのこと言ってたし。

ファンさんも「誰と?」って言ってくれていた。

児玉さんもアイリーグの試合前によく言ってた。


だからこれは絶対合ってると思う。



1年生の時に三浦さんに言われたこと、

「大学の体育会サッカー部でサッカーをやる意味」

「農大サッカー部入ってよかったと言えるか」


当時は答えがわからなくてドキッとしたけど、

4年生になった今その答えはすぐに出てくる。



全力でサッカーに打ち込んで自分の限界を越えること、


個人ではなくみんなで切磋琢磨し続けること、


そして、その先にいる本当の自分を見つめ改善し成長すること。


これは体育会サッカー部じゃないとできないって思った。



今の自分は農大に入部してよかったって心から言える。



最高の仲間と毎日切磋琢磨して人としても選手としても成長できたから。




最終的に後輩に伝えたいことは


僕にとっての武器はピッチ内ならハードワーク、

ピッチ外なら主務でチームを支える。


つまり、部員にはそれぞれの武器がある。


こんな僕にもあるんだから。


その武器を残りの期間をかけて磨き続けて、チームのために使って欲しい。


そうすれば、TOPチームの公式戦に出れなかったとしてもきっと意味のある4年間になると思う。


自分が本気でやりきれたと思える4年間にすれば自信になるし、サッカーだけでなくてもその経験が今後の人生に活きてくると思う。




最後に、


同期のみんな、俺らの学年にとって、結果や内容を見た時にめちゃくちゃ苦しい4年間だったけど、最後までこの仲間とサッカーやりきれたから後悔はありません!


また、

僕のサッカー人生に関わってくれた全てのチームメイト、スタッフ、家族の皆様、本当にありがとうございました。

最高のサッカー人生を送る事ができました。


泥臭く戦って社会人チーム昇格させて終わりましょう!



長々とまとまりもなく、面白みもない文章を読んでいただきありがとうございました!



明日のブログは、


バルセロナ仕込みの

テクニックとサッカーIQの持ち主スーパードリブラー


須場康太郎選手です!!


そして、マティーは水飲めばまだ走れるでしょって、ボトルを渡し、ハードワークいじりを毎日してくる男笑


そんな彼がブログに何を書くのか?

独特な感性を持つ彼のブログは誰にも想像できません。


乞うご期待!


WRITER:石田明
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