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2017

〖部員ブログ〗4年 佐々木藍 〜残ったのは後ろめたさ〜

4年 佐々木藍〜残ったのは後ろめたさ〜

↑椅子の上に立っているのが佐々木藍選手です✨


本日のブログは…
前回のブログからも分かるように、確固たる起業家マインドを持ち4年間のスパンの中で考えに考え抜かれた緻密な戦略によって、不思議ちゃんキャラを不動のものにした三枝選手よりバトンを受け継ぎました、
サッカー部1結婚できない男のレッテルを貼られております、
食料環境経済学科4年の佐々木藍(ささきらん)が担当させて頂きます。
後輩たちの心の中の引き出しに少しでもしまってもらえるような文章になるよう私の経験をもとに綴らせていただきました。
ご覧ください。

「残ったものは後ろめたさ。」

後ろめたいという言葉の意味は、
・自分に悪い点があって、気が咎める。やましい。心もとない。気がかり。といった意味があります。

4年間を振り返ってみて私の今の感情を言葉にするとしたら、この言葉がモレリアのようにぴったりと当てはまるかなと感じています。
目標を見失い、言い訳ばかりして、本気でサッカーに取り組む事から逃げた4年間の先に待っていたのは、私を支えてくれている方々、サッカー人生を通して知り合い応援してくれていた方々、今まで指導してくださった方々に不甲斐ない、申し訳ないといった後ろめたい気持ちです。

恥ずかしながら、高校生までは
自身の事を「努力家」だと思っていました。
でもそれは間違いでした。
本気で怒ってくれる人がいて、
本気で支えてくれる人がいて、
サッカーに本気で取り組みやすい、
努力しやすい環境を与えてもらっていただけでした。
大学サッカーという自分で自分を律していかなればいけない環境に飛び込んだ私は、
サッカーに本気で取り組む意味を見失ってしまいました。
「こんなことしてなにになるんだ。」
よく中学生の時数学の先生に言ったものです。
それがいつしかサッカーに言っているとは……。

しかし、
目の前のサッカー部員という環境から、目を背ければ背けるほど何をしても満足感が得れなくなっていきます。
いくらバイトしても、
いくら女の子と遊んでも、
いくら筋トレしまくっても、
本当の意味での充実感を得ることは出来ません。
自由が増える大学生。
本当に色々な選択肢を持つことができます。
しかし、
目の前の事。
与えられた事。
その環境でまず一生懸命に取り組まない限りきっと、どこか心に穴が開いたような日々が続いていきます。
自問自答してみてください。
後輩のみんなの中にも今この言葉がおでんの大根かってくらい染みてる選手が少なくないと思います。
きっと4年間終わった時、
私がそうであったように、
「後ろめたい」
気持ちに襲われます。

じゃどうすればいいのか。
それは、

《4年生としてブログを書くことになった時、今の自分は何を書けるか》

これを考えながら日々を送る事だと思います。

4年間のサッカー部員としての集大成。
それは関東リーグ最終節でもアイリーグ最終節でもなく、
この4年生のこの時期のこのブログだと私はこのブログを書きながら感じています。

考えてみてください。
このバトンが今手元に渡ってきたら。

自分の言葉で迷わずに書けますか?
自分自身に嘘をつかず書けますか?
読んだ人の心を掴む文章になりますか?
後輩達は自分のブログから何かを感じ取ってくれますか?

これこそが数ある選択肢の中で、沢山の時間とお金、2度と戻っては来ない大学生という人生の夏休みを使ってまで、体育会サッカー部に所属して活動している意味に繋がる問いだと思います。

「サッカーが上手い下手なんてどうでもいいんだよ。」
三浦監督が週8で仰ってるお言葉です。
私自身手元にこのブログのバトンが渡ってきて、いざ書こうという時に本当にこの言葉の意味を痛感させられています。
みんなも感じていると思いますが、大学サッカーというステージはより競技性がまして、目の前にボールがある時だけ上手い選手は通用しません。
もっと言うとゲームでだけ上手い選手も通用しません。
チームスポーツである事を理解して、
自分という人間を理解して、
オンザボール、オフザボール。
オンザピッチ、オフザピッチ。
様々な局面でポジティブな要素を与えられる選手が良い選手です。
大学サッカーになってだいたい
「サッカーつまんない」
って言い出す選手はただゴールを決めて、ゴールを守っていた高校生までのサッカーと違い、やるべき仕事が増え、本当の競技スポーツのあり方が分かったことに逃げてしまっているんだと思います。(ちなみに私の口癖はキーパーつまんないでした。照)

試合に出る、出ない
Aチーム、Bチーム
いっっっっさい関係ないです。
自身を見つめて自分がどんな人間なのかを理解して、
チームの中での自身の立ち位置を見つけ、
チームメイトやチームに対して矢印を向けて発信して、
自分なりに4年間やりきったと胸を張って言える選手にみんなにはなっていって欲しいしですし、それが体育会という環境でサッカーをする意味だと思います。

そろそろ、
「お前が言うなっ!」
というニアに速いボール来そうなので
色々綺麗な言葉並べるのはこの辺にして
つまり分かりやすく言うと……

《畔上和也を見習え》ってことです。笑
同期のGKを褒め称えるのはなんか悔しいですが、彼の持つ人間性は本当に素晴らしいと私は思っています。(詳しくは涙無しでは見られない、彼のブログにて語られると思うので乞うご期待!)

残り1ヶ月切りましたが、数々いる先輩の良いところは学んで、悪いところは反面教師にしていってください!

次に、
4年生のみんなへ…
あの雪かきからはじまった4年間がもう終わろうとしてますね。
罰走もさせられましたね。
タイムに入れなくて坊主になった人もいましたね。
僕は当時大切にしていたロン毛を守るため死にものぐるいで走ってなんとかタイムに入りきりました。
でもその後ユニホームを忘れて坊主になるとは夢にも思いませんでした。
そうして、1年目より2年目、2年目より3年目、3年目よりも4年目と、どんどん仲が深まって、関係が熟成されていく中でお別れするのはすごい寂しいです。
それぞれの悪いとこも今では愛おしいです。笑
多分まだまだ1人1人の知らない1面、
良いとこ、悪いとこいっぱいあるんじゃないかなと思います。
今後それを間近で感じることはできないけれど、社会に出てみんなが違う環境でもまれて、たくましくなった姿でやる学年飲みが本当に今は楽しみです!
年1はマストでやってきましょう!????
みんな4年間本当にありがとう。
卒業旅行幹事頑張ります!????????

関東リーグもあと3試合です!
昨年は最終節を勝利で飾ることが出来ず、みんなで笑って終わる事ができませんでした。(俺がやらかしたんですけど…汗)
今年こそは絶対最後に笑って終われるよう、メンバーもメンバー外も1つになってあと3節闘っていきましょう!!
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明日のブログは…
4年間学連という立場でチームを本当の意味で1番に支えてきてくれた、聖和仕込みの《チャラすぎるスタジアムDJ》でお馴染みの佐藤優之君です。プレーヤーとはまた違った目線で綴られるであろう彼のブログには期待大です。
みなさんお楽しみに!!!!!!!!!

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