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2021

四年生ブログ 山下洋永〜チームの為に仲間の為に〜




~チームの為に仲間の為に~


無尽蔵のスタミナと圧倒的な対人能力を武器に農大のSBと主務を務めた栁谷拓実選手からご紹介いただきました。


バッタこと山下洋永です。


バッタと言われる理由は高校サッカー部の合宿の練習の休憩中にてバッタを追いかけて合宿追放されかけた経験があるためです。


他にも空気入れぶっ壊して大会メンバーの選考から外されたり、

高速道路のSAでホットドッグ食べてバスの出発時刻に遅れたり、

怪我で2ヶ月休めと言われてるのに2週間で練習参加してその日に再脱臼

といろんな事やらかしてますね。    


ちなみに学連に入って一番のやらかしは

たつのこ(流経大龍ヶ崎フィールド)で会場責任者をした際、弁当を誤発注して運営本部に約120個の弁当の山ができたことです。


冗談はさておき

僕の事を知らない方に向けまずはじめに自己紹介をさせていただきます。


杉並区にある私立佼成学園中学・高校出身、

国際食料情報学部食料環境経済学科所属で

この農友会サッカー部で「学連」という役割をしていた4年の山下洋永です。


「学連」とはマネージャーといった学生スタッフとはまた違い、


リーグ戦をはじめとする大会運営や試合運営を軸にチームと大学サッカー連盟の橋渡し役、KICKOFFシステムの管理やエントリー作成といったチーム内業務もする人の事を言います。


ただその「学連」の定義も曖昧なところがあり、大学によっては僕のように「学連」を専任でやってるところもいれば、マネージャーや選手との兼任のところもあり、


各大学の「学連」が担当している業務内容も大学によってそれぞれだと思います。


その中でも僕は一般入試で入学し、大学のオリエンテーションの帰りのバスで仲良くなった和田に誘われる形で、


マネージャーや選手との兼任ではない専任の「学連」となりました。



そして正式に農友会サッカー部に入部したのはチームが関東大学サッカーリーグ2部に所属していた2018年の5月ごろだったと思います。


そこから1年次は全日本・関東大学サッカー連盟の学生幹事、2.3年次は東京都大学サッカー連盟の学生幹事、4年次は連盟の学生幹事としての活動はせずに学生チームスタッフとして活動してきました。



前置きと自己紹介が長くなってしまいましたが、

こんな人が農友会サッカー部にいたんだと思っていただきながら見ていただきたいです。



それではスタート!






何でこんな事やっているんだろう?






1年生の夏が終わったくらいにふと思った。


このころ僕は学連として入部したのに連盟でもチームでも言われたことしかできない、やらない、自分から考えて動けない「使えない人」になっていた。


自分で決断してやり始めたことにも関わらず、

浪人をしてまで手に入れた大学生活において何でこんなことをやっているか?

と考えていた。



自分に試合や練習で会うたびにいつもありがとうと感謝の言葉を言ってくれる選手やスタッフの方々のために最低限やらなくてはとは、、という消極的な想いだけで動いていた。



けどある時思った。


どんなに暑くても寒くても雨が降っていても頑張っている選手・マネージャーに顔向けできるほどチームに貢献できているのか?

4年後、胸を張ってやり切ったと言えるのか?



勿論、できていないし言えないだろう。


だからチームに貢献する為にやり切ったと言うために、少しずつでも成長する・変わる必要があった。


そこでまずは周りの人や自分がしている業務が

なぜ必要なのか、そしてどうするのが正解なのか学んだ。


そうやって自分のやっている業務が全体の中でどんな意味・役割があるのか理解し、正解を知ることで、できることを少しずつ増やしていった。


ただそうこうしているうちに、

チームは関東2部リーグから東京都大学サッカーリーグへの降格となった。

そしてチームの学連の先輩でもある陽君(21卒)とも話し合い、自分が東京都大学サッカー連盟(都学連)にいくことになった。


関東にいたころは陽君に頼っていたことがかなり多かった。

けどある意味、自分1人が都学連に行くことになって覚悟ができた。



「やるしかない。自分しかいない。」と



それからは必死だった。


分からないこと今までと違う事が多く、

やらなきゃいけないこと大変なこともたくさんあった。


けどそれ以上にできることが増えていくこと、

自ら考えて行動できるようになったこと、

そうやってやっとチームに貢献できることへの充実感の方が遥かに大きかった。


また何よりチームが特に同期がどんどん好きになった。

それまではチームの一員でありながら、

あまり試合結果などに頓着できなかった所があった。


けど段々自然にみんなと一緒くらい心の底から喜んだり、悔しがるようになった。

(本部いること多いからあまり感情には出さないけどね笑)


だから気が進まない事やチームが思うように結果が出せなくてやる気が起きにくい時でも

チームの為に、

そして同期の為に、

お前がやらなきゃ誰がやる。

と自分に言い聞かせて学連業務に取り組むことができた。



3年になった時は連盟や加盟校のためというのももちろんだが、

どちらかというと巡り巡って何かチームにプラスになる事をもたらせたらと都学連の幹部になったりした。



そしてついに4年となり大学最後のシーズン、2021シーズンが始まった。


今シーズンは関東昇格という何がなんでも成し遂げたい目標を達成できるよう、

チームの為そして大好きな同期の為だけに頑張りたいという思いや都学連内部事情もあり学生幹事を辞めチームに専念する事にした。


一昨年、昨年と関東に昇格できなかったが、

上手くて熱い気持ちの両方を兼ね備えた素晴らしい選手が多い4年生が最高学年となった今年こそ関東昇格を成し遂げることができるだろうと信じて疑わなかった。


けど苦戦した。

前期期間終了時点で勝ち点9、暫定10位という信じられない状況だった。


けどそんな苦しい状況の中、選手は4年生中心となりぶれることなくやり続けていた。


そしてあの8月末からの連戦そして連勝。

気づけば暫定1位となっていた。


迎えたリーグ最終節、亜細亜大学戦。


その日は会場校のご配慮により部員と保護者の方の観戦が可能となり、今シーズン初めて全部員が観戦できる環境での試合だった。


3日前の試合での敗戦で自力での昇格戦出場の可能性が無くなり気持ち的にも整理が難しい状況。


そんな中でピッチ内外問わずあの一体感が出た。


終了間際、直人が決めたときサッカーで初めての泣きそうになった。(泣いたら本当に終わっちゃうと思ったから泣かなかったけど笑)


その一体感の中心にいたのは間違いなく4年生だった。


だからこそそんな4年生がしてきた悔しい想い、積み上げてきた努力が報われてほしかった。


西が丘で躍動する姿や大臣杯、インカレ、天皇杯でジャイキリをおこすのをみてみたかった。


なんとしても関東に昇格したかった。


だがそれは叶わなかった。


けどそれらを達成するために全力で取り組んできたみんなを本当に本当に本当に尊敬しています。





同期のみんなへ

4年間ありがとう。

みんなとは本来であれば一緒の学年になることはなかった。

けどこんな素晴らしく熱い気持ちを持った多くの仲間と会えた。

これだけでも浪人した意味があったんじゃないかな。


心の底から

この学年で、

この大学に入って、

そして農友会サッカー部に入部して良かった

と思っています。


本当にありがとう。



マネージャーのみんなへ

自分とは同じような立場でありながら違う役割であり、

どんなに朝が早くても、遠くても、暑くても、寒くても、雨が降っていてもチームの為に頑張っているマネージャーを心から尊敬しています。

残りの1週間で何か残せることがあれば少しでも残せたらなと思っているので、何なりと言ってください!


のぞみへ

お互いお疲れ様でした。

元々1人の自分とは違い、同期のマネージャー2人がいなくなってしまうなど精神的にも体力的にもかなりつらかったと思います。

けどそれでも変わらずチームをサポートし続けたのぞみは本当に凄いです。

あと1週間頑張ろうね。最後笑って終わろう。



琢夢、耕輔、さきちゃんへ

今まで全然学連業務を引継ぎ出来てなくて、今詰め込みで色々やらせて申し訳ない。

けど、とてもしっかりしてる3人だから大丈夫だと思っています。

宗野や廉と協力して

他のチームから

「農大は強いし、ピッチ外もしっかりしてるよね」

「関東にいくべきチームだよね」

と言われるようなチームになってください。

もちろん選手としても活躍してね!

農友会サッカー部をお願いします。



後輩のみんなへ

下の学年ほどよく知らない人が多いと思う笑

たまにグラウンドいて、全体LINEでなんか言ってる人くらいにしか笑

そんな僕から言えること

勝ってください

のぞみも言ってたけど、

勝って充実したみんなの表情を見れるのが一番やりがいがあるし、モチベーションになります。

そして勝ち進んだ先に関東リーグという農友会サッカー部がいなくてはならない場所が見えてくると思う。

大学Gじゃなくてどこかのスタジアムで試合がみれる時を楽しみにしています。



スタッフの方へ

4年間に渡りありがとうございました。

学連としては非常に甘いところが多く、頼りない存在だったと思います。

ただそんな自分を色々な事を任せてもらうなど信頼していただいたことを嬉しく思っています。

4年間大変お世話になりました。



関東・都学連でお世話になった方へ

関東学連では僕自身分からない事が多く、自発的に仕事ができてなかったため全然戦力になっていなかったと思います。

ただ関東学連に在籍していた1年で学んだことはその後の都学連やチームの業務をする上での考え方ややり方の軸になっていました。

昇格したら今度こそ学生幹事として戦力になりたいと思っていましたが、

結局戻ることは出来ませんでした笑

去年今年とコロナで想像を絶するほど大変な中、お疲れ様でした。

最後のインカレ運営頑張ってください。応援しています。


都学連でも関東と違うところが多く最初はかなり苦労しました。

しかし先輩方に都学連について様々なことを教えていただき、

そして助けていただき本当にありがとうございました。

最初はなぜこんなしょうもない問題が度々起こるんだろと思うこともありましたが、

構造上のどうしても起きてしまうトラブルや大学側の部活動への協力や部活動をする上での環境面が関東リーグ所属大学に比べて弱い大学が多いリーグだからこその連盟運営の難しさがあることを知り、そのような問題から逃げずに取り組み続ける大切さを学ぶことができました。

そして現都学連の学生幹事は人数が少なく、

コロナ対応や過渡期の段階で大変なこと多い中、本当にお疲れ様でした。


また都学連加盟各校の担当者には学生幹事として

、農大の学連としてとてもお世話になりました。

特に農大は昨シーズンに続き今シーズンもリーグ戦にて一切自大学のグラウンドを使用することができませんでした。

しかしそれにもかかわらず、都リーグのどの大学よりも早く全24試合を消化することができました。

これは対戦校やまた自大学との試合ではないのにグラウンドを提供していただいた他大学のご協力があってこそです。

この場をお借りしてお礼申し上げます。



両親へ

未だにサークルで何かやっていると勘違いしているのでこのブログを読むことはないと思いますが、、、、


中学から私立に通い、自分の身勝手で浪人し、私立大学へ入学するなどお金がかかる進路を選んだのにも関わらず今まで金銭面で何一つ不自由することなく過ごしてこれたのは両親のおかげです。


今後何らかの形で少しでもその恩を返していきたいと思います。


これまで本当にありがとう!!





長い上に結局なにが言いたいのか分からない駄文になってしまったと思います。


文章能力の無さをしみじみと実感しております。

(親戚に少し有名な作家がいるけどその血は流れてないみたいです。)



今週の週末は東京都トーナメント3節、東京都社会人リーグの試合です。


都トーナメントは勝てば次のステージ。

社会人は全部勝てば優勝・昇格。


1~3年生が少しでもレベルが高い公式戦を経験できるように。


そして何より4年間悔しい・苦しい思いしかしなかった4年生が少しでも笑って終われるように。


最後の1週間、自分にできる事を精一杯頑張ります。






明日のブログは


自分と同じ学科、1.2年のときは同じゼミ。


SCコリンチャンス所属


与儀陸選手です。


一体何をかたってくれるんでしょうか?


お楽しみに!

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